◇セ・リーグヤクルト２―１巨人（２０１６年７月２日秋田）吹きつける強い逆風をものともしない。ヤクルト・山田の力強いライナーが一直線に左翼席へ突き刺さる。「まさか本塁打になるとは。想像以上の結果で満足です」。まさに４番の働き。１―１の８回、２７号ソロで試合を決めたヒーローは、秋田のファンの歓声に手を振

、秋田）ヤクルトは、山田哲人内野手（２３）が、２試合連続となる２８号逆転２ランを放ち、巨人に連勝。３連勝で５位に浮上した。山田は１点を追う七回、無死一塁からマシソンの１５０キロ真っすぐを左中間スタンドに運ぶ逆転２ランを放った。さらに一死二、三塁から中村の右犠飛、二死一、三塁から大引が右前適時打を放ち

「目標は三冠王？２年連続トリプルスリー？目標はとにかくチームが勝つことです」３日の巨人戦、２試合連続で決勝本塁打を放ったヤクルトの山田哲人（２３）が、お立ち台で控えめにこう言った。昨年トリプルスリーを達成した若き主砲は、この日で安打数をリーグトップタイの１００とし、打率（．３４４）、本塁打（２８）、