区２２試合が行われ、昨秋と今春の全道王者がそろって逆転発進した。札幌地区では、今春の全道王者・札幌第一が５―３でとわの森三愛に逆転勝ち。野球漫画「ドカベン」シリーズが２８日に最終回を迎えた中、１７８センチ、９３キロの村田凜捕手（２年）が攻守で輝いた。巨体を揺らし、勝利に奔走した。２点を追う７回だ。１

合が行われ、昨秋と今春の全道王者がそろって逆転発進した。室蘭地区では、今春のセンバツに出場した駒大苫小牧が苫小牧東に５―２で勝利。右大腿（だいたい）骨疲労骨折から復活したエース右腕・大西海翔（３年）が、最終回に登板し３者凡退に封じた。帰ってきたエース・大西の存在が、駒大苫小牧ナインに逆転の力を与えた

沢に入団する山梨学院高出身の順大（関東第２）ＤＦ毛利駿也（４年）が、九州産大（九州第３）戦に左サイドバックで先発し、４―１の逆転発進に貢献。昨年、教育実習で寝食をともにし、全国高校選手権に２年連続出場する後輩に「一緒に優勝できればいい」とエールを送った。２００９年度大会で初出場優勝して以来の全国制覇

◇大阪大会１回戦春日丘４―２港（２０１７年７月１３日万博）８２年夏の甲子園に出場した公立校の春日丘が逆転で初戦を突破した。２点を追う５回１死から伊藤紘基外野手（３年）が右翼席へ一発。公式戦初本塁打で追撃すると、同点に追いついた６回２死一、二塁から左中間へ決勝の２点適時打。４安打３打点の３番打者は「１