場面を振り返り、「あそこで何とか逆転したかった」と力ない声で絞り出した。首位広島とは９ゲーム差。４年ぶりのＶ奪回に黄信号がともるどころか最下位中日とも３・５ゲーム差ということを考えれば、ＣＳ進出を逃す可能性だって十分にある。この惨状に読売グループ本社の渡辺恒雄主筆は早くも、「巨人の本来の野球じゃない

てもらうとして、来年もしっかり頑張っていただけるように、一戦一戦頑張っていこうということ」と述べた。老川オーナーはこの日、東京・大手町の読売グループ本社に指揮官を迎え、本社トップの渡辺主筆らも同席の下、前半戦終了報告を受けた。１１日現在、チームは首位・広島から１４・５ゲーム差の５位に沈む。ただ、前半

の老川祥一オーナー、読売グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆、山口寿一代表取締役社長に今季ここまでの報告を行った。試合を観戦後、取材に応じた渡辺主筆は「最高の頭脳の持ち主。感性は十分持っているし、理性でコントロールする能力がある。最高の人材だね」と由伸監督を絶賛。巨人は現在、借金４の４位だが、過渡期