分かった。今季限りで冨樫剛一監督（４５）が退任。１０年ぶりのＪ１昇格を目指し、クラブ初のスペイン人指導者に白羽の矢を立てた。ロティーナ氏はセルタやエスパニョール、ラコルニャ、ビジャレアルなどスペインの名門クラブを指揮。強固な守備戦術が特長で、セルタ時代の０３～０４年シーズンには欧州ＣＬで１６強に導き

Ｊ２東京Ｖは１９日、冨樫剛一監督（４５）が今季限りで退任すると発表した。２０１２年から１４年９月まで東京Ｖのユースを率いた冨樫監督は、１４年９月からトップチームの監督に就任した。今季はＪ２第４１節を終えて、１０勝１８敗１３分けの勝ち点４３で１８位と下位に沈んだが、Ｊ２残留はすでに決めている。冨樫監督

は１９日、今季限りで冨樫剛一監督（４５）が退任すると発表した。２０日の明治安田生命Ｊ２リーグ最終節・岐阜戦（長良川）までは指揮を執る。神奈川県出身の冨樫監督は前身の読売クラブ、Ｖ川崎時代から在籍し、現役時代は横浜Ｆ、札幌でもプレー。１９９７年限りで現役を引退した後は東京Ｖコーチ、ユース監督などを経て

１７位から１８位に後退した。０―１で迎えた後半はシュート数で７本対３本と上回ったが、得点を奪えなかった。冨樫剛一監督（４５）は「後半はチャンスがあったが、決められなかったのが全て」と振り返った。次節２２日はアウェーで首位の札幌と戦う。指揮官は「チーム一丸となって、しっかりチャレンジしていきたい」と話