ムは一番時計をマーク。４、３着という結果だったが「前半は重さがあったので、後半はチルト０にした。展示タイムほどの差はないが、出ている。スタート遅れからまくり差しに行っても流れずに押していた」と手応えは上々。「スタートさえ行けば勝てる足。スタートをしっかり決めたい」と気迫の踏み込みで白星奪取を目指す。

弦（２２）＝ＡＮＡ＝はコンビネーションでミスが出た上に、スタート遅れによる減点も入り、９８・３９点で５位と出遅れた。４回転ループを着氷させた後のコンビネーションジャンプに落とし穴があった。４回転サルコーを降りた後に左膝付近をついてしまうミス。何とか２回転のジャンプをねじ込んだが、これが認められず得点