（ＣＳ）を勝ち抜いた積極継投を日本シリーズでも貫く。ＣＳではミランダ、千賀、東浜を中４日で投入したこともあって計８試合で先発の平均投球回は５回に満たず、積極的に「第２先発」など救援陣を投入した。倉野投手統括コーチは「短期決戦用の戦い方がある。悪ければ引っ張ることはないし、そこは（ＣＳと）変わらない」

指揮官の積極継投がラッキーボーイを生んだ。６日のソフトバンク戦に勝って、開幕から２カード連続勝ち越しを決めた楽天。梨田監督は無安打投球ながら６四死球と荒れた先発の森を４回で降板させ、新人２人を含む５投手の継投でゲームをモノにした。勝ち投手は２番手でマウンドに上がり、１回を２安打無失点で切り抜けた新人