たした。敗れた広陵の中村奨成捕手（３年）は３安打２三振。九回一死一塁の第５打席では左越え二塁打を放ち、大会記録の通算１９安打に並んだ。中村は試合後のインタビューで「悔しいですが、最高の仲間とここで野球ができて幸せでした。ここで勝って皆さんの記憶に残る選手になりたかったが、そうはいかなかった。バットは

死一塁で迎えた広陵・中村の第５打席。左翼線に二塁打を放って後続に託した。それでも届かず試合終了。ベンチ前に整列し、花咲徳栄の校歌を聞きながら中村は涙を止めることができなかった。「最高の仲間とここで試合ができて幸せでした」と話したが、それでも「ここで勝ってみなさんの記憶に残る選手になりたかったで。そう

々の記録？優勝して、記憶にも記録にも残りたかった。満足はしていません。プロの舞台に立って悔しさを晴らしたいと思う」優勝は逃したが、２３日、甲子園大会決勝でも、５打数３安打と打ちまくった広陵（広島）の中村奨成捕手（１８１センチ、７８キロ、右投げ右打ち）が、「プロ入り宣言」した。６本塁打、１７打点、４３