イドーム）9年ぶりに開幕戦黒星スタートとなったソフトバンクが、1992年以来33年ぶりとなる開幕2連敗を喫した。打線は0－0で迎えた3回に、9番海野隆司がプロ初となる三塁打でチャンスをつくると近藤健介が左犠飛を放ち1点を先制した。先発の大関友久は4回まで無失点投球を続けたが、1点リードの5回に岡大海

・山田恵里（３５）が初球にうまく反応し、同点となる左越え２ランを放った。２００９年、１０年以来３度目の開幕戦アーチに「ルーキーの屋禰（未奈）が初ヒットでつないでくれた。その思いを受けて返したかった。体がうまく反応して打てた」と振り返った。ただ、チームは５年連続で開幕戦黒星スタート。今季、山田は１番を

就任３年目で初めての開幕戦黒星スタートとなった辻発彦監督（６０）は「千賀から４点はキツイと思ったけど、（８回に）よく追いついてくれた。あそこで追い越せればよかった。山川はモヤモヤしていたけど、ホームランが出てホッとしたんじゃないか」とコメント。黒星スタートを悲観するわけでもなく、打つべき主砲の同点満