東芝に２６―２０で競り勝って同カードで初勝利。日本代表ＳＯ田村優（２９）がドロップゴールなどキックで大活躍した。神戸製鋼は新加入の元ニュージーランド代表ＳＯダン・カーター（３６）が調整遅れで開幕ベンチ外。１５年Ｗ杯優勝の立役者が給水係を務める中、３４―２７でＮＴＴコムを下した。昨季準優勝のパナソニッ

―１２の後半終了間際、ワンバウンドのパスをキャッチした途中出場の３７歳ＳＯ重光が、約３５メートルの距離から右足で逆転ＤＧを決め、直後にノーサイドの笛。ヒーローとなったベテランは「あの選択しかなかった。しっかりと（足に）当たった感触はあった。ドロップゴールなんか蹴ったのは何年ぶりやろ」と照れくさそうに

コラムの直前には、ジョージア戦で新体制として初勝利。その後の世界ランキング６位のウェールズとの対戦では、７万４０００人近い観衆が詰めかけた完全アウェーで、残り１０秒まで同点に粘る大接戦。無情にもドロップゴールを決められ白星を逃したが、結成して３週間のチームであることを勘案すれば、高く評価していい内容

Ｗ杯８強の同６位ウェールズ代表に３０―３３で惜敗した。前半を１３―１４で折り返し、後半残り６分に３０―３０の同点に追いついたが、残り７秒にドロップゴールを決められ敗れた。１３年６月に初勝利した前回対戦に続く快挙を敵地で逃し、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ（ＨＣ、４６）はジョージア戦に続く２連勝は