が現行方式になった１９９６年度以降で大学勢初の８強入りはならなかった。筑波大の最大の見せ場は１点を追う後半２８分にやってきた。エースのＦＷ中野が約２０メートルの右足弾丸ミドル。するどいシュートはバーの下をたたき、地面に。入ったかに見えたボールは大宮守備陣が必死にクリア。ゴール裏にはゴールインかどうか

代表の筑波大が、同校ＯＢの井原正巳監督率いるＪ２福岡を２―１で撃破。２戦連続の“ジャイアント・キリング”で１６強進出を決めた。試合序盤から互角以上の戦いを見せ、前半を０―０で折り返した筑波大。後半２４分に左サイドからのクロスをＦＷ中野が頭で合わせて先制に成功すると、同３４分にも中野が右サイドからのク

を進めた。１―２の後半２０分にＦＷ中野誠也が同点ヘッド。現在、関東大学リーグ１部最多８得点を挙げ、Ｊ１磐田入りが内定しているエースが試合を振り出しに戻した。すると２８分、ＭＦ三笘薫がこの日２点目となる決勝の右足弾。「喜びが爆発しましたね」と笑顔を見せた。昨年のインカレを制し、関東大学リーグで首位を走