。前節の汐崎正則が「スリット近辺がいい」と話したように好気配だったが勢い余ってフライング。渋谷は30日のフライング休み明けの初日2Rを2コース捲りで勝利、後半11Rは3着と上々の滑り出しを決めた。「スリットのあたりは余裕がありますね。ターンでカカるかな、と思うところでもカカったし、レース足あたりがい

くり差して２着。「出口で引き波に乗ったので失敗したと思ったけど、足がいいのでしっかり進んだ」とご満悦。相棒６４号機は「回ってしっかりしているし、スリット近辺もいい感じ。道中で先頭の岡村選手に追いつく感じもあった。少し伸び寄りだけど、全体に良くて中堅上位はありますよ」と手応えを感じ取り、舟足は強力だ。

戦中。「からつはエンジンがメチャクチャ良かった」と振り返る。２日目の２走は３コースから２着、５コースから３着。スリット近辺は強めで好調なエンジン出しぶりがうかがえた。「展示、特訓の伸びはいい雰囲気があったけど、新田（智彰）さんに伸び返された。レース後にペラが開いていたので焼きを入れた。３日目は本番も

ず毎節のように噴き続ける。他とは一線を画すほどの強烈な行き足、伸びを誇り、明らかにパワーは上位だ。４４号機は昨年１１月の「チャレンジカップ」で馬場貴也にＳＧ初戴冠をもたらし、１月Ｇ?「６６周年記念」で市橋卓士が優出５着。スリット近辺の足は強烈でスタート一気のシーンも多々見られる。次位グループの「２２

水パイプが装着されている。その影響か、若干の気配変化が起こっている印象も感じさせる。そんな中、現在のエース機として６７号を推したい。初下ろしの横井光弘が強力な伸び足を見せ、その後も乗り手を問わず抜群に噴き上がる。直前の占部一真は予選敗退も連日、スリット近辺の動きは光っていた。よほど調整を外さない限り