はかなわなかった。互いに好機をつくっては防ぐという攻防が続き、九回に三回から好投を続けていた小林樹斗投手（２年）が、この回の先頭打者、来田涼斗外野手（２年）に右翼へサヨナラ弾を浴びた。記者席で観戦した智弁和歌山前監督の高嶋仁氏は「小林は最高の経験をした。夏に出てくる投手、エース候補ですから」と２年生

する１４６キロをマークするなど好投し、９安打９奪三振で完投勝利。チームの２回戦進出に貢献した明石商は２回２死から６番・岡田光内野手（３年）、７番・河野光輝（３年）の連打と四球で満塁とすると、９番・中森が押し出し四球を選んで先制。１番・来田涼斗外野手（２年）の右前適時打で２点を追加した。国士舘は四回２

）に１２－０で五回コールド勝ちし、初の決勝進出を決めた。１－０の二回に１番・来田涼斗外野手（１年）が二死一、二塁で右翼へ貴重な３ラン。この回、６連打などの打者１１人攻撃で７得点を挙げて強敵を突き放した。９－０の五回一、二塁でもコールド点差となるダメ押しの右越えの２点三塁打を放ち、この試合３安打５打点