（セ・リーグ、阪神６－２広島、５回戦、阪神４勝１敗、１日、甲子園）阪神・北條が１日、広島戦（甲子園）で逆転劇を演出した。五回無死一、二塁で才木の代打として登場。初球で三塁前に犠打を決め、一挙４得点へとつなげてみせた。「バントを決めることしか考えていなかった。あういう場面でしっかりできないと、ダメ」。

◆巨人４―１阪神（２２日・東京ドーム）◆巨人・高橋由伸監督に聞く―田口が７回１失点。「ベストとは言えないかもしれないけど、それなりにきっちり先発としての役割、投球はしてくれた」―安定感が出てきた。「去年１年間、ローテを守って投げ切った経験だったり、そういうものが今日出たのかなと思う。何とかあそこまで

にいった」二塁打だった。「感覚的というか、動物的バッティングができてきた」。続く大野が初球で犠打成功。秋山の内野安打で一時勝ち越しの生還だ。ＷＢＣ前の侍ジャパン実戦２試合、４打席目の初安打。ソフトバンクでの紅白戦から数え、実戦１１打席ぶりの安打が「動物的」と形容する今春初長打だった。一方で「考えなが

者を進めると、北條が犠打成功。続く代打狩野が左前適時打をマークした。後続の福留、ゴメスは倒れ、勝ち越せなかったが、８－８の同点とした。値千金の一打を放った狩野は「打ったのはストレート。みんながつないでくれたチャンスだったので、どんなかたちでもいいので、とにかくランナーをかえすんだという気持ちしかなか