アム２００２）日本がＭＦ山口蛍（２５）の劇的ミドルで、イラクに２-１で勝った。前半２９分、清武の右クロスに走り込んだ原口が股抜きヒールシュートで巧みに決めて先制。後半１５分、ＦＫから失点し１-１とされると、引き分け濃厚となった後半ロスタイムに山口がミドルシュートを突き刺して勝ち越し。起死回生の勝利で

３位のイラク代表と対戦。１－１で迎えた後半ロスタイム、ＭＦ山口蛍（Ｃ大阪）がミドルシュートを決め、２－１で劇的勝利を飾った。１－１のドローで終わり、Ｗ杯出場が遠のくピンチを救ったのは、この日が２６歳の誕生日の山口だった。同点に追いつかれた７分後の後半２２分、ＭＦ柏木（浦和）に代わってピッチに立った。

が、後半ロスタイムにＭＦ山口蛍がミドルシュートを決め、勝ち点３を手にした。日本は２勝１敗で勝ち点を６に伸ばした。１－１で迎えた後半ロスタイム。誰もが、このままドローで終わってしまうかと思ったその時だった。前線に残ったＤＦ吉田が倒されて獲得したＦＫから、希望がつながった。ＦＫがこぼれたところに走り込ん

スタイム、途中出場のＭＦ山口蛍（２６＝Ｊ２Ｃ大阪）が、豪快に右足を振り抜いた。「途中から入ったんで何か仕事をしないといけない、という思いでずっといました。それが最後結果につながってほっとしています。いつもやったらふかしてしまうとこなのに入ってしまって、ほっとしてます」左サイドでのＭＦ清武からのＦＫを

ディショナルタイムのＭＦ山口蛍（２６＝Ｃ大阪）による勝ち越し弾が、チームと負ければクビのバヒド・ハリルホジッチ監督（６４）を救った。一方で、エースＦＷ本田圭佑（３０＝ＡＣミラン）は精彩を欠いて無得点。試合後は反省の言葉を口にしたが、Ｗ杯切符獲得に向け“ハリル流改革”をぶち上げた。負けたら限りなくＷ杯