は大阪・東海大仰星―青森・青森山田、群馬・前橋育英―栃木・佐野日大の組み合わせとなった。波乱は、Ｊリーグ内定３選手を擁して、連覇を狙っていた福岡・東福岡。格下の東海大仰星を圧倒的に押し込みながら後半２６分、ＣＫの混戦からコボレ球を押し込まれ、そのまま逃げ切られた。ダントツの実力校が姿を消し、これで一

会連続２２度目出場の青森山田と、３大会連続２０度目出場の前橋育英（群馬）がいずれも初優勝を懸けて対戦する。両校は８日、それぞれ東京都内と埼玉県内で最終調整した。青森山田の点取り屋が“タッグ”を組んだ。ＦＷ鳴海彰人（３年）が、ＭＦ高橋壱晟（いっせい、３年）との「ダブル得点王」を奪取しての初の日本一を誓

ドラフト４位の三森（青森山田高）は、愛着のある目覚まし時計とともに入寮した。埼玉の親元を離れ、東北の青森山田中に入学する際に知人からもらった６年物。「青森でも６年間の時を刻んだ。起きるときに一日が始まった、という思いになれる。新しい生活でもいい時間を刻めるように」と、バッグから大事そうに取り出した。

▽決勝前橋育英０-５青森山田（９日・埼玉スタジアム）青森山田が５-０で前橋育英を破り、悲願の選手権初優勝を達成した。前半２３分、ＭＦ高橋壱晟（いっせい、３年）が右クロスをワントラップしシュート。相手ＤＦに当たってコースが変わったこともあり、先制に成功した。高橋は初戦の２回戦から全５戦連続ゴールを達成

・群馬の前橋育英が”マブダチ”と呼ぶ黒田剛監督（４６）率いる青森山田に０―５で敗れたことについて「放心状態」としながらも、「黒田監督、優勝おめでとうございます」と”マブダチ”が就任２２年目でつかんだ初優勝を祝福した。ＪＯＹは試合前に「高校サッカー決勝来たぜ！！」と、埼玉スタジアムで行われた決勝戦を生