第９日（２６日）第３試合が甲子園で行われ、智弁和歌山が広島商に７―０で完勝。２０１８年以来、７年ぶりとなるベスト４進出を決めた。序盤から相手エース・大宗（３年）を攻略した。初回一死三塁から山下（２年）、福元（３年）の連続適時打で２点を先制し、２回にも奥（３年）の２点適時打などで得点を重ねた。先発・渡

。２―５の９回１死一塁で、代打で登場。カウント３―１から田口の１４２キロを右中間へはじき返し、好機を拡大した。直後に若林が適時打を放つと、吉川は同点２点適時打をマークした。チームは延長１０回に若林の適時打で開幕戦から劇的なサヨナラ勝ち。「みんながつないでつないで、いい試合だったと思います」と振り返り

紙評論家の藤田平氏が試合をチェックし、３番・佐藤輝、４番・森下、５番・大山だけではなく、クリーンアップの後を打つ６番・前川も今季初安打となる適時打を放ったことを評価した。◇◇阪神は中軸に安打が出て、打線としてもいい滑り出しとなった。その中でも八回の攻撃は価値があった。打線は初回に佐藤輝の２ランで先制