ンナムーン２年連続で朱鷺Ｓ（新潟・芝１４００メートル）を勝っての参戦だが、今年の内容は、かなり濃い。稍重馬場の中、後方を大きく離して逃げて、良馬場の昨年より１秒速い１分１９秒７の勝ち時計をマーク。昨年より一回りスケールアップした姿を見せた。水分を含んだ馬場も気にならないタイプで、去年（６番枠）よりさ

３着馬。その昨年同様、今年も朱鷺Ｓを勝って本番に駒を進めてきた。斎藤誠調教師「前走は速いペースで行ってしまう競馬でしたが、それでも押し切れたのは力をつけている証拠でしょう。年齢（５歳）的に今年が集大成という気持ちで仕上げてきていますし、その通り充実しています。自分の競馬に徹して、悔いのないレースを」

２６日）新潟１０Ｒの朱鷺Ｓ（３歳上オープン、芝内１４００メートル）は、１番人気のワンスインナムーン（牝５・斎藤誠）が好スタートからハナを奪って逃げ切りＶ。スピードの違いを見せつけた。斎藤誠調教師「この馬らしいレースでしたね。１２００メートル仕様になっているので距離が少し気になりましたが、やっぱり戦っ

ンは南Ａ→坂路での調整。張りのある好馬体から充実ぶりがうかがえる。相田助手「春先より体がしっかりしてきたね。今ならヌーヴォレコルト（同厩舎のオークス馬）と同じくらい攻めていっても大丈夫。とにかく順調だね。前走（朱鷺Ｓ＝１着）にしても、きつい競馬なのによく踏ん張ってくれた。今の状態でどこまでやれるか」