◆ヤクルト―巨人（２５日・神宮）この日が平成最後の巨人戦・ヤクルト・宮出隆自打撃コーチ（４１）は、思い出の一戦に「自分がサヨナラホームラン打った試合かな」と振り返った。０５年４月１６日、舞台は神宮。１点リードの９回の守備から出場し、同点に追いつかれた直後だった。林のスライダーをフルスイングした打球は

た。打線の「メッセアレルギー」に、宮出打撃コーチは詳しい内容を「秘密」としたうえで、こう話していた。「スコアラーと相談して、これまでと違った攻め方や戦術でいこう、という話はしました」今季初対戦を控えた４月末には対策も講じていた。身長１９８センチのメッセンジャーが繰り出す角度のある球に慣れさせるため、

戦は、また黒星。ヤクルト・小川淳司監督は「なかなか連打で崩すのができない」と険しい顔だった。２３日の練習では、身長１９２センチの宮出打撃コーチが打撃投手を務めるなど、策は講じた。四回にはバレンティンの適時二塁打で、メッセから２１イニングぶりの得点。だが、六回１死一、二塁の好機はバレ砲が三ゴロ併殺に倒

・右翼」でオープン戦に初先発し、３安打２打点。「率直にうれしい」と喜んだ。九回無死一、三塁では又吉の初球の変化球を捉えて中越え２点二塁打し、「宮出打撃コーチから狙い球を絞っていけといわれていた。１球で仕留められた」。試合後は午後６時まで打撃練習を行った。「いい方向に向かっている」と充実感を口にした。