合初スタメンで自慢の脚力を見せつけた。２軍の広島との練習試合（天福）に「２番・三塁」で先発出場。６回１死二塁の第３打席で、遊撃へのゴロを５０メートル走５秒８の快足を生かして内野安打に。次打者の３球目には二盗も成功させた。上位打線での起用に「気持ちが舞い上がってしまったところがあって、少し空回りした」

）。この日は持ち味の脚力を存分に発揮した。三回、２死二塁の場面で右中間に三塁打を放つと、ＤｅＮＡ石川の怠慢プレーの間に俊足を生かしてホームへ生還。右前打を放った六回には、ウィーランドの暴投の間に二塁から激走して本塁にかえった。だが、ミスも多かった。五回に平凡なフライを落球。初回には盗塁を刺された。奈

ＦＡ移籍した糸井の“脚力”を警戒した。「糸井さんなら（盗塁）３０～４０個はできると思う。四球を出したら二塁打（と一緒）」と厳しい表情を浮かべた。大引は１３年に糸井らとの複数トレードでオリックスから日本ハムに移籍した。セパ両リーグの球団に在籍した経験から「セの投手の方がけん制やクイックがうまい」と指摘