木村義雄
2018/01/15
【勝負師たちの系譜】棋神の強さで初の三冠王、升田幸三「戦地で逃げ回っている時も『木村名人に勝ちたい…』」
三(2)1949年、木村義雄14世名人は関東の俊英、塚田正夫名誉十段に奪われていた名人位を取り返し、復活を遂げた。翌年は大山康晴15世名人、その次は升田幸三実力制第四代名人の挑戦を退け、健在を見せつけた。しかしその翌年になると、さすがの木村も47歳となり、衰えを見せ始めた。次は升田という世評の前に立2018/01/15夕刊フジ詳しく見る
2017/08/19
藤井四段の前に立ちふさがる同年代ライバル スキがない増田康宏四段
ばならない敵」という風潮がある。これが二回り違うと、後継者のように見えるらしいのだ。かつて木村義雄十四世名人は、若き大山康晴(後の十五世)に名人を奪われた時「良き後継者を得た」というセリフを残した。その大山は、9歳違いの二上達也九段には大いに敵対意識を見せたものの、奨励会時代の中原誠(後の十六世)を2017/08/19夕刊フジ詳しく見る
2017/07/11
藤井フィーバーで“危機感” 木村氏、大山氏の掛け軸前が立入禁止に
の床の間に飾られた故木村義雄、故大山康晴、中原誠、谷川浩司という永世名人4人の揮毫(きごう)入り掛け軸が何度も危機にさらされた。下座の藤井の表情を狙うカメラマンは、必然的に対面の上座の棋士後方に殺到する。そこへ入った機材や人が万が一にも倒れれば、貴重な掛け軸が破損する。危機感を抱いた連盟は6月上旬か2017/07/11スポーツニッポン詳しく見る