重賞２勝の実績上位馬だけに巻き返しの期待がかかる。北出調教師「連闘後で少し間隔を空けたけど、リフレッシュして、いい仕上がりにある。先週（福永）祐一に乗ってもらった追い切りではキビキビと真っすぐに走れていたし、順調にきている。ずっと装着して慣れが出てきているので、今回はブリンカーを外してレースに臨む予

はり武幸四郎厩舎。その初陣はいきなりの土曜阪神１Ｒ（３歳未勝利牝馬限定、ダート１８００メートル）のグアン。しかも兄の武豊が騎乗するとあって、トレセンではかなり話題になっている。新規調教師がデビューするこの時期になると、記者がふと思い出すのは、２００５年に北出調教師が試験に受かった後に会見で口にした印

路の最終追い切り（２８日）で抜群の切れ味を見せ、復活気配を感じさせたアクティブミノルは厩舎周りの運動で体をほぐした。陣営は大きな変わり身を期待した。北出調教師「この中間からブリンカーを着けて調教している。先週はゲートから長めに追ったりと、いつも以上にハードにやってきたし、あとは気持ちの問題だけだね」

１６００メートル）注目馬最新情報：栗東】エテレインミノルは坂路単走。最後までしっかりと追われて４ハロン５２・８―１２・５秒をマーク。北出調教師「まだしっかり走れる感じではないのだけど、それでも時計は出る。動きもこの馬としてはよかった。他馬を気にするところがあるので直線にかける競馬が合うかもしれない」

で１３着惨敗を喫したキクノソルはこの中間、ハードに乗り込まれている。北出調教師「前走は序盤から全くハミを取ってくれなかった。年齢とともにズブさが出てきているようなので、この中間からはチークピーシーズ着用の稽古で集中力を高めるように努めている。体力的な衰えは感じられないから、その効果に期待してみたい」