ーム差が３に開いた。先発メルセデスが四回途中５失点で降板の誤算だった。打線は６点を追う八回に猛反撃に出る。山本の１号ソロ、中島の犠飛で２点を返してなお、１死二塁。ここで坂本勇が左翼席へ打った瞬間に確信する１６号２ラン。王者カープに食い下がり、４点を返し、一気に２点差まで迫った。だが、反撃はここまでだ

（１７日＝マツダ）の勝敗を分かれ目を指摘した。昨季の７勝１８敗に続き、今季も７勝１７敗１分けと広島にコテンパンにやられた巨人。ファイナルステージ第１戦でも全く同じ術中にはまってしまいました。分岐点は１点ビハインドの４回。無死一塁で先発メルセデスが投じた初球のカーブを４番鈴木にとらえられ、特大２ランに

勝ち上がった巨人は、最終ステージ初戦は広島の前に屈した。広島のアドバンテージ１勝分含め、広島の２勝となった。初回に先発メルセデスが、無死一、三塁のピンチに丸の二ゴロで先制を許すと、４回無死一塁で鈴木に左越え２ラン。さらに会沢に適時二塁打を許し、４回途中４失点でＫＯされた。５回まで無得点に抑えられた広

をＣＳ進出に導いた。先発メルセデス、畠、山口俊とつなぎ、八回を終わって５点リード。４番手でエースがマウンドへ上がった。菅野のリリーフ登板は新人だった１３年１０月８日のヤクルト戦以来、５年ぶり。絶対に負けられない一戦で、高橋監督が執念の一手を投じた。「ピッチャー菅野」のコールにスタンドからは、大きなざ

点で２勝目を飾った、先発メルセデスだった。低めを丁寧に突き、２１アウトのうち、内野ゴロで１２個のアウトを奪った。育成出身で８日に支配下登録を勝ち取ったばかりだが、２戦連続の好投。初登板から１２イニング無失点となった。チームは２軍で我慢強く調整していたヤングマンも、７月から先発として活躍。１日の来日初