うとペースを落ち着かせ、後方待機する強豪を翻弄（ほんろう）した。鮫島駿は「前残りの馬場でロケットスタートを決めたので迷わずハナを主張した」と振り返った。一気4連勝でオープン入りも前走は壁に跳ね返されたが、重賞レベルにメドを立てる内容。「ここから力をつけていってくれると思う」とさらなる成長に期待した。

ることができたので、重賞レベルで戦えると認識できました。▼5着タイトニット（坂井）流れが遅くて上がりの勝負になった。それでも上位争いをしたので力をつけていると感じる。▼6着テーオードレフォン（シュタルケ）ペースがスローでうまくリズムに乗れないところがあったかも。もう少し流れてくれていれば。▼7着メイ

５＝矢作、ハービンジャー）が好位から抜け出し２馬身差の快勝。初コンビの岩田は「馬の後ろで我慢できたし、追い出してからもスパッと伸びてきた」と勝利をかみしめた。１５年京都２歳Ｓを制した重賞ホースが、準オープンに続く連勝を飾って本格化。次走は未定ながら「重賞レベルでもやれそう」と鞍上は手応えを明かした。

【新馬勝ち２歳総点検・中山】★日曜（９日）ダート１８００メートル＝勝ったガルヴィハーラは砂路線で主役を張れそうな素質馬だ。「スタートしてゴトゴトだったので心配した」（ルメール）との影響か前半は行きっぷりが悪かったが、徐々にポジションを上げていき直線で一気に突き放してみせた。エンジンがかかったのはラス