アルジーヌは、初のＧ１へ向けて最後の準備を整えた。福永助手は「前走は惜しい２着。マイルの距離にも十分対応できるようになり、馬自身が力をつけているように感じました」と手応えを感じている。引き当てたのは２枠３番。「Ｇ１でさらに相手は強くなるので、現状の実力でどれだけ通用するかですね」と大一番を見据えた。

運動で調整を終えた。福永助手は「予定通りに調整メニューを消化して、体調や馬の雰囲気はすごく良さそうです」と手応えをにじませる。Ｇ１タイトル奪取へ向け、決まったのは８枠１６番。「前走は牡馬相手に強い競馬で勝ち切ることができました。Ｇ１メンバーを相手に久しぶりのマイル戦でどういった競馬ができるかですね」

を狙う中内田厩舎。送り出すフロンティアはドリームパスポートの半弟にあたる良血馬だ。この日は坂路を軽快な脚取りで駆け上がった。福永助手「新馬勝ちの後もダメージはなく、状態がいいので出走を決めた。初戦は前向きさがいいほうに出てくれましたね。重賞で相手が強くなっても、落ち着いたレース運びができるようなら」

ヴゼットジョリー。陣営の期待も大きい。福永助手「稽古でも自分から動くような面が出てきて、以前よりも楽に時計を出せるようになっています。夏の新潟（２歳Ｓ＝１着）以来の競馬になりますが、先週ウッドで長めからやっているので息持ちの不安はないと思います。馬体面も含めてまだまだ成長の余地は残してますが、もとも