撲初場所で初優勝した大関稀勢の里（３０）＝田子ノ浦＝が、第７２代横綱昇進を翌日に控えた２４日、都内で取材に応じた。２５日の臨時理事会で正式決定した後に行われる横綱昇進伝達式での口上は、ありのままの自分をぶつけることを宣言。「自分のそのままの気持ち」と、土俵と同様に愚直に貫く。また、横綱土俵入りは「雲

した初場所で優勝し、横綱昇進を確実にした大関稀勢の里（３０）。横綱昇進が決まった２３日は照れくさそうにほほ笑む場面もあったものの、「体も気持ちも元気。まだまだ強くなります。成績的にもまだまだ、でしょう。もっと成長していかないといけない」と、すぐさま気を引き締めた。今場所は休場した日馬富士、鶴竜両横綱

に臨時理事会を開き、大関稀勢の里（３０）の横綱昇進を全会一致で決めた。新横綱は東京都内の帝国ホテルで行われた昇進伝達式で、シンプルながら先人への思いを込めた口上で決意を示した。２７日に行われる明治神宮での奉納土俵入りでは「土俵の鬼」の異名を取った元横綱初代若乃花が締めた鬼の図柄の化粧まわしを披露する