「打力を買って起用しているんですがね……」古株の巨人ＯＢが曇り顔なのは、２０日の広島戦でスタメンマスクをかぶった宇佐見のこと。打席数が少ないとはいえ、この日は３タコで打率．１２５まで落ちた。スタメンマスクを争う小林と大城はともに打率．２２９。投手が打席に立つセは、捕手も打力を求められる。せめて２割４

◆ウエスタン・リーグソフトバンク１-８オリックス（２１日・タマスタ筑後）ソフトバンクの３年目、谷川原健太捕手（２１）が１軍昇格を目指して燃えている。先発マスクをかぶった張本の代打で７回に登場。空振り三振に倒れ、そのまま残り２イニングのマスクをかぶった。１-６で迎えた９回、内野安打と失策などで無死二、

押し本塁打を左翼席へ叩き込んだ。２本塁打した１回戦に続き、これで３本目。中村は「打った瞬間、いったと思った。自信を持って打席に入れている」とキッパリ言った。守っても二塁送球タイム１．７４秒、遠投１２０メートルの強肩を披露。各球団のスカウトが評価する中、捕手難にあえぐ巨人は特に垂ぜんのまなざしを向ける

このオフ、再び楽天の嶋基宏捕手（３１）が狙われる――。左手豆状骨骨折と左手三角骨亀裂骨折のため、登録抹消中。故障した５月１８日まで打率・２８６とまずまずの成績を残していただけに、梨田監督は「扇の要でキャプテン。こういう時こそ頼りたいけど、いる人間でやるしかない」と沈痛な面持ちだった。楽天は現在、借金