Ｊ１札幌は２４日、ＤＦ菊地直哉（３３）が左膝外側半月板を損傷したと発表した。１０日に米ハワイ州で行われた「パシフィック・リム杯」のバンクーバー戦で負傷し、熊本キャンプ序盤の１４日に札幌に戻り、市内で手術を受けたことも合わせて発表された。これにより２４日の今季開幕アウェー・広島戦は欠場した。

ＭＦ金沢慎（３４）、ＤＦ菊地光将（３２）、高山和真（２１）の３人と来季の契約を更新したと発表した。今季はＪ１リーグ戦で金沢が１０試合無得点、菊地が２２試合２得点、高山が１１試合無得点だった。金沢はクラブを通じて「自分自身、目標を見つめ直し、もう一度初心に帰って、まずは来シーズンを全力で戦い抜きたいと

ち点２２から伸ばすことができず、Ｊ１残留が厳しくなってきた。ＭＦカウエとＦＷマルセロをスタメンに戻し、終盤はＤＦ菊地を最前線へ上げるパワープレーに出るなど積極的に攻めたが、最後まで無得点。伊藤監督は「０―０ではいけないので菊地を上げたが、その中で何度かチャンスはあったが決めきれなかった」と振り返った

圏の１６位に転落した。「いい流れだったが、ちょっとしたミスで流れを失った。ここというところで決めきれなかった」と伊藤監督。０―２で迎えた後半３３分、右ＦＫに主将のＤＦ菊地が頭を合わせて１点を返したが、反撃もそこまで。菊地は「アキラさん（伊藤監督）にはセットプレーで狙っていってくれと言われていた。うま

、２―０で勝利した。前半２４分にＦＷ大前のアシストからＦＷムルジャが左足で決めて先制。同２８分にはＤＦ和田からのクロスをＦＷ大前が左足で決めて加点した。大前は前半のみの出場となったが、全２得点と絡んだ。体調不良で１８日の甲府戦（中銀スタ）を欠場したＤＦ菊地も先発出場し、後半２３分までプレー。渋谷洋樹