タノコマンドールは末脚不発の１２着に終わった。後方２番手でじっくり待機。最終４コーナーから大外を回って末脚勝負に懸けたが前残りの展開で見せ場がなかった。手綱を取ったＭ・デムーロは「思ったよりも伸びなかった。スタートは良かったが、二の脚が遅かった。瞬発力が足りなかった」と無念の表情。世代Ｎｏ・１を決め

ち着いて、直線もちょっとごちゃついた」と無念の表情で振り返った。

の圧勝とは対照的に末脚不発の５着。しかし、そこから体調を昨年のレベルに向けて一歩ずつ戻している。２日の美浦Ｗでの１週前追い切りには蛯名が騎乗。インから僚馬をとらえて併入し、末脚の鋭さを印象づけた。きっかけになりそうなのが“マスク”の有無だ。前走敗退後、主戦が「妙におとなし過ぎるかも。メンコを外してみ

がたまる場面もなく末脚不発に終わった。それでも２走前の中山牝馬Ｓではルージュバックをねじ伏せてＶ。４走前のエリザベス女王杯でも０秒２差の７着。中距離のＧ３戦なら違う姿を見せてくれるはずだ。都大路Ｓを逃げ切ったナムラアン。内からスッと先手を奪い、直線で２着馬が並びかけてきたが、二枚腰を発揮し最後まで抜