南勇樹写真
2019/06/25
【BOOK】6年ぶりの新作…「雑なもので高い評価を受けてしまうのが何より怖い」 横山秀夫さん『ノースライト』
た今も版を重ね、ロングセラーとなっている。呻吟(しんぎん)を繰り返し、妥協をしないギリギリの創作活動から紡ぎ出されたのは異色の“美しいミステリー”だった。(文・南勇樹写真・三尾郁恵)◇--6年ぶりの新作長編ですね「雑誌連載として、平成18(2006)年に一度完結した作品ですが、どうも親近感が得られな2019/06/25夕刊フジ詳しく見る
2019/04/28
【BOOK】野村克也さん 亡き妻・サッチーへ贈るラストメッセージ 生きてるうちに聞いておきたかった「幸せだったのか?」
・サッチー(沙知代さん)へ贈るラストメッセージ。でも、こんなにぜーんぶ、ぶっちゃけて、あの世で怒りまくってませんかね、カントク!(文・南勇樹写真・三尾郁恵)◇--出会いは南海ホークス(現ソフトバンク)選手兼監督時代の1970年。“初夜”に至る経緯まで詳しく書いてある「行きつけの中国料理店で紹介された2019/04/28夕刊フジ詳しく見る
2019/01/15
【BOOK】大人よ、若者を叱れ! ネットで匿名のまま他人を非難し「許される」と勘違いしている 伊集院静さん『大人の流儀8 誰かを幸せにするために』
れかねない。何事にも及び腰になりがちな大人たちにも問題アリだ。それじゃいけない。さぁ、凜として「大人の流儀」を貫きたまえ!(文・南勇樹写真・宮川浩和)--冒頭、病気で亡くされた前の奥様(女優の夏目雅子さん)らしき人との思い出が書かれている。別離を告げた人から「生きよ!」と。生きていれば誰かの役に立て2019/01/15夕刊フジ詳しく見る
2018/05/28
【BOOK】仏教の難問「僧侶の性欲」に再度向き合う 玄侑宗久さん『竹林精舎』
若者の姿をリアルに描く青春小説が話題を呼んでいる。福島県在住の僧侶である著者だからこその7年越しの力作だ。(文・南勇樹写真・篠原知存)--道尾秀介氏の『ソロモンの犬』の登場人物4人の「その後」を描くというスタイルは珍しい「(ソロモンの犬の)4人の登場人物の明るい雰囲気がとても気に入っていたんです。読2018/05/28夕刊フジ詳しく見る
2018/02/08
【BOOK】独自の文化を育んだ金沢を舞台に、美を核にした人間ドラマ 高樹のぶ子さん「タイミングの良さに驚き」
のようなミステリーが話題を呼んでいる。実際の事件を参考にしながら恋愛小説の名手が描いた異色のエンターテインメント長編だ。(文・南勇樹写真・酒巻俊介)--北朝鮮の漂流船の問題など、今まさに起きているニュースがテーマになっています「タイミングの良さに驚いています。(『白磁海岸』は)金沢の文芸誌(季刊)に2018/02/08夕刊フジ詳しく見る
2018/01/15
【BOOK】女をイカす秀吉の誕生 6本の指を駆使し悦ばせ…虚構の面白さを追求
は人たらしで、美女にモテモテ、自慢のテクでイカセまくる!(文・南勇樹写真・松本健吾)--公記に対しての「私記」。主人公の内面や奥底にある思いに焦点を当てたアナザーストーリーを1人称で書いてゆくという発想が面白い「時代小説の『定型』に乗っかったようなものは書きたくなかったんです。たとえば『○×何年…』2018/01/15夕刊フジ詳しく見る
2017/08/21
歌への思いと重なったペギーさんの戦争体験 ラストインタビューで語った代表曲「南国土佐を後にして」のルーツ
えるラストインタビューで語ったのは昭和34(1959)年に出した代表作「南国土佐を後にして」への強い思いだった。数奇な運命をたどったこの歌の「奇跡のような軌跡」を追った渾身のノンフィクションだ。(文・南勇樹写真・伴龍二)--昨年12月に行ったペギーさんへのインタビューが「遺言」のようになってしまいま2017/08/21夕刊フジ詳しく見る
2017/07/25
日本人が忘れてしまった人間の「力強さ」 石井光太さん、過酷な環境で生まれる「命」のノンフィクション
な環境で生まれる「命」。気鋭のノンフィクション作家は、その現場が見たくて世界中を駆け巡る。豊かな日本人が忘れてしまった「たくましい生」が、そこにあった。(文・南勇樹写真・酒巻俊介)--平和・ニッポンでは考えられない厳しい環境・条件で生まれる命や育ってゆく幼い子供たちばかりが登場します「どんな苛酷な環2017/07/25夕刊フジ詳しく見る
2017/07/03
日本と中韓、文明の本質まったく違う理由 石平氏「中韓の根本が変わることは今後もまずない」
法な振る舞いに日本人は心底ウンザリしている。「自分たちだけが正しい」といった傲岸不遜(ごうがんふそん)な態度の根源は何か?発売以来今もベストセラーを続ける解説書に驚きの真相があった。(文・南勇樹写真・伴龍二)--日本と中韓は「同文同種」の文化、一衣帯水の地というのは誤解でしょうか「確かに、東アジアの2017/07/03夕刊フジ詳しく見る
2017/05/29
『閉じてゆく帝国』の時代…水野和夫さん「日本はEUと組むべきだ」
緩和がもてはやされたのは「今は昔」。アメリカ第一主義を掲げて当選したトランプ大統領、EU(欧州連合)からの離脱を決めたイギリス…。資本主義、国民国家に代表される近代システムの終焉とともに「閉じてゆく帝国」が生き残るという新たな世界で、日本の進むべき道とは?(文・南勇樹写真・寺河内美奈)--もはや、資2017/05/29夕刊フジ詳しく見る
2017/05/16
野口健さん「公平性も大事だけど目の前の人から救う判断あってもいい」 被災者支援に奔走した苦闘の記録
発生している。本書は、その被災者支援に奔走した苦闘の記録だ。大災害に見舞われたとき、本当に必要なものは何か、生き抜くためには…。幅広いジャンルで活躍する登山家が新たな支援のカタチを提示する。(文・南勇樹写真・菊本和人)--熊本地震(2016年4月)で話題になった益城町(ましきまち)の約600人のテン2017/05/16夕刊フジ詳しく見る