味スタ）東京ＶがＤＦ井林章（２８）の今季初ゴールで讃岐に勝ち、Ｊ１昇格へ望みをつないだ。前半３８分に左からのクロスボールを平智広（２８）が頭で折り返すと、井林が体を倒しながら右足でボレーシュート。見事に決まった。「やっと取れてホッとした」と今季初ゴールにうれしそう。「勝つしかＪ１昇格の道はない。結果

野）に競り勝ち、夏の甲子園初の２勝。１９８７年以来、３１年ぶりの３回戦に進出した。佐賀商（佐賀）との１回戦（４〇１）でバックスクリーン左へ先制弾を放った７番・井林泰雅（たいが）三塁手（２年）が、この日も絶好調。２回に中前打、３回には右前打で出塁すると、７回にセンターへ放った大飛球はフェンスを直撃した

。夏の大会では２００８年以来、１０年ぶりの１勝を挙げた。高岡商は５回に７番・井林の豪快な一発で先制。低めのストレートを振り抜くと、鋭い打球がセンターフェンスを越えた。「まっすぐを狙い、思い切って振った」と会心の一打を振り返った井林。「気持ちよかった。守備で迷惑をかけたので、取り返せた」と爽やかな笑顔

勝利を挙げた。同点の７回１死満塁から、５回にソロ本塁打を放っていた井林泰雅三塁手（２年）の一ゴロが相手失策を誘い、１点を勝ち越し。続く８番・田嶋怜右翼手（３年）が右翼へ２点二塁打を放ち、一気に突き放した。井林は「（本塁打は）気持ち良かったです。真っすぐを狙っていた。カウント有利だったので、思い切って

８試合に出場し、４得点だった。２０１５年の２得点を上回り、プロ４シーズン目で自身最多の得点をマークした。

を挙げた。前半３２分にエスクデロに決められて先制されたが、後半１９分に中後のシュートが相手ＤＦに当たったこぼれ球を沢井がシュート。２試合連続得点で追いついた。そして３０分にＦＫから井林がバックヘッドで逆転。「いいところにこぼれてきた。こんな試合がもっとできればこんな順位にはいない」と、沢井は大喜び。