塁。楽天のドラフト１位・辰己（立命大）が、阪神・能見の直球を中前へはじき返し、決勝の１点をたたき出した。「ピッチャーライナーもあったり、浜風にやられたり…これで打たないとまずいなと思った」と辰己。同点の八回にフルスイングで高々と上がった打球が浜風で失速。結果右飛となったが「走らずに（コーチから）活を

号ソロ。２点を追う七回無死から「投手が代わったばかりで、積極的にいきました」と能見の外角直球を高々と左翼席へ。プロ初見参の甲子園で、左の強打者が浜風を友達にするお手本のような打撃を見せた。九州学院１年時に初戦敗退した１５年夏以来の甲子園。試合前には「あまり覚えていない。悔しさ？そりゃそうです。１回し

と甲子園にはラッキーゾーンがあり（１９９１年まで）、右翼から左翼方向へ吹く“浜風”がもろ逆風になる左バッターでも、それなりにホームランはありました。右バッターなら浜風を利用して、むしろホームランが出やすい球場だったかもです。だから、また、ラッキーゾーン的なものを作っていただきたい！と（確かにラッキー

子園のマウンドを入念に確認した。「気持ちいいですね」と聖地の雰囲気を堪能。試合前練習の初めにマウンドに立ち「思ったより高さがあった」と話した。打撃練習では左打者の打球が戻される「浜風」の影響を目の当たりにし「左打者が苦手なので、ありがたい」と前向きに捉えた。＝2018/05/30付 西日本スポーツ＝

ランニング。その後のフリー打撃では浜風をものともせずに４２スイング中２本の柵越えを放った。練習後は主将・福留に徹底ガードされながら苦笑いでクラブハウスへ向かった。打撃を見守った金本知憲監督（４８）は「ライト方向、右中間は浜風がきついけど、芯でいいボールが飛んで行けば入るときは入る。最初は自然体でいい

子園）広島が甲子園の浜風に笑って、そして泣いた。２点を追う９回、先頭の鈴木が打ち上げた遊撃後方への飛球が風に流され、鳥谷が捕球できず（記録は二塁打）。出塁すると、続く安部がマテオの真ん中直球をとらえ、右翼席の最前列に運んだ。起死回生の同点２ランで追いついたが、その裏は風に泣かされた。１死満塁での高山