右翼・糸井がスライディングキャッチを試みるもわずかに届かず。試合前の雨でたっぷり水を吸った芝生の影響で打球が止まり、一気に一走・近藤の生還を許した。さらに続く清宮が初球から打ちにいくと、打球はふらふらと上がって遊撃後方にポトリ。怪物の聖地初安打で１死一、三塁と好機を広げられたが、石井は高めの直球で空

塁打でチャンスメーク。今宮は追い込まれながらも５球目、オリックス先発Ｋ－鈴木の外角スライダーにバットを伸ばした。バットの先に当て、遊撃後方へのフライに。折れたバットの破片が飛んだ。ぎりぎりで捉えた打球は結局、中前にポトリと落ちた。「追い込まれていたので何とか食らいついて打ちにいき『落ちてくれ！』と思

一挙４点を奪った。相手先発・田口から３者連続で四球を選び無死満塁。４番・青木が遊撃内野安打を放ち、１点を先制した。続く畠山は左翼線２点適時打。続く西浦の二ゴロ併殺の間に三走・青木が生還した。ヤクルトの先発は石川。巨人は二回無死満塁とし、長野の遊撃後方への飛球で三走・ゲレーロがタッチアップで生還した。

城のエラーで出塁。今宮のときに一塁からスタートすると、オリックスのショート安達が二塁ベースカバーへ動いて空いた三遊間を抜ける安打で一、二塁となった。続く本多が遊撃後方へのフライに倒れた後が問題だった。甲斐は二、三塁間から慌ててスライディングで二塁へ帰塁。この時点ではセーフだったが、勢い余ってベースを

ていたロッテの先発・スタンリッジの初球１２８キロのカーブをバットですくい上げ、左翼席に放り込んだ。「甘く入ってきた球を、１球で捉えられました。自分らしい良いスイングが出来ました」松田の一発に刺激されたのか、打線が活性化。柳田が遊撃後方のポテンヒットで二塁まで進むと、デスパイネの右中間二塁打で２点目。

の糸原は八回２死一塁から、バティスタの放った遊撃後方への飛球をグラブの土手に当てて落球。その際、右膝をひねったようで起き上がれず担架でベンチに下がった。多少は浜風の影響があったとしても、ホームグラウンドなら言い訳もできない。九回には、この日中堅に入った西岡が安部の右中間の飛球に追いつきながらポロリ。

た。甲子園が騒然となった。阪神は３－１０とされてなおも八回二死二塁の場面で、広島・バティスタの打球は遊撃後方へ高々と上がった。糸原は後方へ下がりながら捕球を試みたが、バランスを崩してボールはグラブを弾いた。その後、糸原は担架にのせられて退場。売り出し中のルーキーのアクシデントにベンチは重苦しい空気に

一塁では初球、送りバントをファウルに。２球目はバスターのサインで三飛で走者を進められなかった。守りでも一回、桑原のゴロを、八回には桑原の遊撃後方への飛球を捕球できず。「打撃好調？バントを決めていたら凡打（三飛）はなかったし、（ゴロも）捕れていた打球。きっちりしたプレーをしなければ信頼されなくなるし、

頭の鈴木が打ち上げた遊撃後方への飛球が風に流され、鳥谷が捕球できず（記録は二塁打）。出塁すると、続く安部がマテオの真ん中直球をとらえ、右翼席の最前列に運んだ。起死回生の同点２ランで追いついたが、その裏は風に泣かされた。１死満塁での高山の打席。２球目は三塁ファウルゾーンへふらふらと上がったが、三塁から