◆ウエスタン・リーグ阪神３－５ソフトバンク（２４日・鳴尾浜）ソフトバンクの育成４年目・渡辺健史投手（２１）が、自慢の“緩球”で好投を見せた。２４日のウエスタン・リーグの阪神戦（鳴尾浜）で先発し、５回まで被安打３の無失点。１６日の独立リーグ高知戦（高知）で完全試合を達成したばかりの「背番号１３７」が、

が４回途中５失点と崩れて同戦術での初白星を逃した。オープナーは救援投手を先発させ、失点率の高い上位打線を抑えた後に２番手に本来の先発投手を登板させる継投策。それをアレンジした「栗山流―」は先発投手、２番手ともに２、３回程度の短いイニングを投げさせる戦術だ。中４日での先発となった加藤は３回まで１安打投

「４番・エース」として戻った大舞台で、八回途中１失点の力投＆マルチ安打。五島卓道監督（６４）に甲子園通算１０勝目を届けた野尻は「うれしい。昨日のミーティングでも、木更津総合らしい泥くさい１勝をプレゼントしようと言っていた」と晴れやかな表情を見せた。１３０キロ台後半の直球で強気に押し、四回まで無安打投

った。これまで中継ぎとして２４試合登板していたが、ＤｅＮＡに対しては４試合に登板するも防御率７・９４と分が悪かった。だが、７月下旬に降格した２軍では先発にも挑戦。ブキャナンの右小指球筋の筋挫傷により、手に入れた初先発にの機会を逃さなかった。初回に三者連続空振り三振の快スタートを切ると５回まで無安打投