大学野球秋季リーグ戦第８週第１日は２８日、東京・神宮球場で早慶戦の１回戦を行い、慶大が２－１で早大に競り勝ち、７季ぶり３５度目の優勝へ王手をかけた。慶大は一回一死満塁で５番・清水翔太内野手（４年）の中前打で２点を先行し、右腕・関根智輝投手、左腕・佐藤宏樹投手の１年生リレーで１失点に抑えて逃げ切った。

慶大は宮武三郎氏以来、９０年ぶりの開幕１年生先発を果たした関根智輝投手（都城東）が５回５安打１失点に抑え勝利を飾った。打線が東大のドラフト候補左腕・宮台康平投手（４年）から４番・岩見雅紀外野手（４年）の左翼上段への２ランなどで攻めて一回に３点を挙げ、二回にも３点、三回に１点を追加し、関根を援護した。

た。すでにＡＯ入試で合格した昨夏甲子園準優勝の北海（北海道）のエース・大西健斗投手、昨春センバツ準優勝の高松商（香川）の植田響介捕手らが練習ユニホーム姿でグラウンドに入った。今年は昨夏東東京大会４強の城東・関根智輝投手（いずれも３年）や神奈川・慶応の高等部からの進学組も含めた入部希望者３６人がいる。

いる都城東が５－０で日大一を下した。都城東は、プロ注目のエース右腕・関根智輝投手（３年）が体調不良のためベンチ入りせず、公式戦初先発の右腕・小林甲汰投手（２年）が８回を無失点に抑え、救援した右腕・石田翔太投手（３年）も無失点の０封リレー。打線が六回に３連続二塁打などで４点を奪って雨中の勝負を制した。