ロン５４・２―１３・７秒と数字は目立たないが、馬なりのまま余力たっぷり。使いつつ本来の柔らかみのある動きが戻ってきた。陣営は中間の上昇ぶりをアピールした。西浦調教師「１週前にビシッとやったので直前はこれで十分。いい感じだね。自分のリズムで運べればしぶとい馬だし、昨年の女王杯は僅差の２着だったからね」

った（４Ｆ６７秒０）。担当の斉藤助手は「テンションも変わらず予定通り。馬体重は変わらないが、カイバを食べて筋肉量が増えている」と上昇ぶりを伝える。同助手にとってはトーセンソレイユ、ミスエルテに続く担当馬で３度目の桜花賞挑戦。「心肺機能が高いし、相当走ると思っていた馬だからね」と期待を持って送り出す。

相手に２着に好走。早々と頭角を現したアーデルワイゼ。この日は坂路単走で行われ、４ハロン５２・４―１２・５秒を馬なりでマーク。躍動感あふれる動きで上昇ぶりをアピールした。池添学調教師「叩いての上積みは見込めると思います。牝馬限定の重賞で、どういうレースをしてくれるか。楽しみですね」先に見据える１２・１

４着に健闘したクランモンタナは坂路で軽めのキャンターを行い、３日の最終追い切りに備えた。陣営は上昇ぶりをアピールした。音無調教師「馬の動きを見る限り、今は調子が良さそう。夏場なので太めが残ることもないだろうから。この馬はとにかくアテにならないからな。期待しているとえらい目に遭うし…」内心は自信あり？