ラグビートップリーグ・ヤマハ発動機を８年間率いてきた清宮克幸監督（５１）が２９日、都内で退任会見を開いた。リーマンショックの影響で主力選手が抜けて「崩壊寸前だった」というチームを建て直し、就任４年目で日本選手権初優勝。「やればできる、ということを多くのチームに伝えることができた。これがヤマハでの１番

ラグビー・トップリーグ（ＴＬ）のヤマハ発動機を８シーズン率い、退任を表明した清宮克幸前監督（５１）が２９日、東京・新宿区の日本青年館で退任会見を開いた。注目の指導者の退任とあって、会見場には約１００人のメディア関係者が集まり、関心の高さをうかがわせた。冒頭、「思い出話を少々」と切り出して、監督就任に

８日、退任する清宮克幸監督（５１）の後任に堀川隆延ヘッドコーチ（４５）が就くことを同部のホームページで発表した。堀川コーチは宮崎県出身。延岡東高―早大を経て９７年にヤマハ発動機入り。０６―０８年と１０年に監督を務めており、今回が９年ぶり３季目となる。なお、清宮監督は今後はチームアドバイザーを務める。

小雨の中、スタンドで練習を見つめたサポーターが「ありがとうございました！」と１文字づつ書かれた小旗を持って指揮官にあいさつ。清宮監督も笑顔で歩み寄り、写真撮影に応じた。旗を準備した、磐田市在住の中山直樹さん（７３）はトップリーグ発足時からチームを応援しており、「よく立て直してくれました」と監督に感謝

◆ラグビー日本選手権兼トップリーグ決勝トーナメント▽３位決定戦ヤマハ発動機―トヨタ自動車（１５日・秩父宮ラグビー場）ラグビートップリーグの優勝決定トーナメント３位決定戦が１５日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、ヤマハ発動機がトヨタ自動車と対戦する。入社２年目で身長１９３センチの大型ロック・桑野詠真（

なかった。後半ロスタイムだった。３点を追うヤマハ発動機はＦＢ五郎丸歩がＰＧに成功。「緊張？寝起きでも入ります」という起死回生の一撃で、２５－２５の同点とした。試合は延長戦に突入。点が入った方が勝利するサドンデス方式のため、ＰＧの１発が貴重。ミスの許されない勝負。清宮監督は「そのために五郎丸を用意して

◇ラグビートップリーグ第２節（２０１８年９月８日東京・秩父宮ラグビー場など）ヤマハ発動機はクボタに２０―１８で辛くも逆転勝ちし、開幕２連勝で勝ち点９とした。前半は３―１８と劣勢だったが、後半開始直後にＳＨ吉沢のトライで差を詰めると、同３２分のＦＢ五郎丸歩のＰＧで逆転に成功。その後は相手が正面のＰＧを

ジアム）に向け清宮克幸監督（５１）は、日本一を宣言。また副将に１５年英Ｗ杯トンガ代表センターのヴィリアミ・タヒトゥア（２７）が就任した。真夏の拝殿で、ヤマハ発ラガーメンが神々に祈りを捧げた。１０日間の夏合宿（北海道）を経た精悍（せいかん）な顔つきはより引き締まった。意気込みを問われた清宮監督は「もち

◆ラグビー日本選手権▽準決勝サントリー４９―７ヤマハ発動機（６日、大阪・ヤンマースタジアム長居）ヤマハ発動機はサントリーに７トライを奪われて完敗。清宮克幸監督（５０）は「絶対に勝ちたい試合だった」と振り返った。会見後の囲み取材だった。親交のあった星野仙一氏（享年７０）への思いを報道陣から求められ、「

「ラグビー・トップリーグ、ヤマハ発動機３５-１５ＮＥＣ」（８日、あきぎんスタジアム）ヤマハ発動機が快勝で５勝目（２敗）。先発した２年目のＳＯ石塚弘章（２３）ら若手がトップリーグ初出場を果たし、３トライ差以上をつけるボーナスポイントを含めた勝ち点５を獲得した。石塚からの速いパスがトゥイアリイを経由し、

ラグビーの１５年Ｗ杯イングランド大会日本代表ＦＢ五郎丸歩（３１）がフランス１部リーグのトゥーロンを６月初旬に終了する今季限りで退団する方向であることが１１日、関係者への取材で分かった。マネジメント会社の担当者が「正式決定ではないが、退団の方向で話し合っている」と明かした。今後は国内外で移籍先を探すが

「ラグビー・トップリーグ、ヤマハ発動機５０－１１コカ・コーラ」（２９日、レベルファイブスタジアム）前節まで首位のヤマハ発動機はコカ・コーラを破り、ボーナスポイントも含め勝ち点５を獲得。勝ち点を４３に伸ばし、前半戦首位での折り返しを決めた。ヤマハ発動機が誇る強力スクラムがいきなり火を噴いた。立ち上がり