向けて練習をスタートした。ベロオリゾンテ在住の日本人や日系人の小学生ら約50人が練習場を訪れ、練習開始前に選手と一緒に記念撮影。当初冒頭15分以降は非公開の予定だった練習は公開となり、レアル・マドリードのMF久保建英（18）ら23人全員が参加したトレーニングを、子供たちが日の丸の旗を持って見つめた。

本木の俳優座劇場で上演される劇団夜想会の公演「祖国への挽歌」で演じた主人公、モンタナ・ジョーについて、こう語る。ジョーは、日系人が強制収容所に入れられた第二次世界大戦下の米国を生き抜き、戦後にはマフィアの大幹部に上り詰めた実在の人物。やがて、上部組織を裏切り、ＦＢＩ（米連邦捜査局）の公聴会でファミリ

ーキョーで開催される日系人の祭典「二世ウイーク」に“参加”する。「ユーたち、パスポート持ってる？」。この日、東京・有楽町のシアタークリエで２日目を迎えたエンターテインメントショー「ジャニーズ銀座２０１９」の開演直前、ジャニー喜多川社長（８７）が６人に米国行きを直接報告。思わぬプレゼントにメンバーは「

から２年間、チリ共和国で日系人とチリ人に日本語を教えるという意義深い経験をした。それだけなら、「なるほど、そうなんだ」で終わってしまうのだが、そこに至るまでの島田さんの“自走人生”の軌跡に、私は大いに感銘を受けた。「僕は６０歳より少し早く、５８歳で会社を辞めました。会社の定年は６０歳で、その後も雇用

末、惨殺され、匿った日系人の原田義雄が自決したニイハウ島事件は２つのことを米国民に強く印象付けることになった。１つは日本兵が捕虜になることに対し、命を賭けても拒否することを米軍は初めて知る。戦陣訓の「生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」の一節が日本軍将兵の骨の髄まで染み込んでいる

長が島民に惨殺され、日系人の原田義雄が自決した事件は１９４２年７月、米軍から公表された。タイトルは「日本軍零戦機のニイハウ島不時着事件」。ハワイの新聞は一斉に禁断の島で起こったたった２人の戦争を取り上げた。しかし、捕虜第１号となった特殊潜航艇の酒巻和男少尉と同様、不名誉と判断した日本軍は事件を黙殺す

★たった２人の戦争－ニイハウ島事件の真実（２）昭和１６年１２月７日（現地時間）の真珠湾攻撃で、西開地重徳一飛曹＝当時（２１）＝操縦の零戦はオアフ島上空で被弾。自爆か不時着か迷った末、西開地はニイハウ島に不時着する。ハワイ諸島西端のニイハウ島は１８６４年以来、ロビンソン家が私的に所有し、いまでも許可な

、彼をかばおうとした日系人が自殺したニイハウ島事件。「反米傾向がなかった日系人が日本兵に味方した」と、後に日系人収容所建設のきっかけになったとされる。事件を調査した米軍が持ち帰っていた５枚の「謎の木札」が昨年、遺族に返還された。真珠湾攻撃のアナザーストーリーを追う。零戦搭乗員の西開地重徳（にしかいち

日押し寄せる１００人超の報道陣を、ときに優しく、ときにき然とさばき続けているのが、今年から同球団で働く日系人のグレース・マクナミー広報（４５）だ。「野球の現場に戻るのは１９年ぶり。球団も報道側もたくさんの経験を積んで互いに洗練された付き合いができている。日本の報道陣のみなさんからは、『大谷選手に成功

“同志”として闘った日系人の視点から描いた映画「エルネストもう一人のゲバラ」（公開中）が熱かった。広島行きの国鉄列車に揺られる若き日のゲバラの姿から始まる。キューバ革命後の１９５９年、ゲバラは使節団の一員として広島を視察、原爆の記録を目の当たりにして、「なぜ日本人はアメリカに怒らないのか」と言葉を残

の英雄、チェ・ゲバラと行動をともにした日系人、フレディ前村役。精悍（せいかん）さを増すため、「初めて日焼けサロンに行って会員になり、ちょっと渋谷っぽい人間になった」という。この日、京都での舞台あいさつには「フレディのお兄さんの息子さん」が来場。全編スペイン語のセリフの出来を聞いたところ、「合格だとい

ダルビッシュ有投手（３０）が４日（日本時間５日）にトレードでの移籍後初登板となるメッツ戦に先発し、７回３安打無失点、１０奪三振、１四球で６月１２日（同１３日）のアストロズ戦以来となる勝利を挙げたことについて言及した。「ダルビッシュはいいところにいった。ロサンゼルスは日系人が多いしダルビッシュにとって

ールの園」は、米国の日系人社会をテーマにした作品。サンフランシスコで暮らす移民三世の女性は、旅の途中にかつて日系人収容所であった博物館を訪れ、物語が展開する。受賞会見で宮内さんは「もしかしたら本当の受賞者は（作品で描いた）彼ら日系人ではないか。ここにいることは青天の霹靂です」と喜んだ。選考委員の作家

大戦中に在米日本人、日系人収容所内に建設された「ゼニムラフィールド跡地」を訪問した。日系人のフィールド・オブ・ドリームスとも呼ばれる地で、野球への思いを新たに。右足首痛でリハビリを続ける大谷翔平投手（２２）にも「我慢」の必要性を伝授するつもりだ。見渡す限り、家一つないもない荒野。今から７０年前、そこ

で第２次世界大戦中の日系人の強制収容所だった跡地を訪問した。「日系人野球の父」といわれている銭村健一郎が収容所の近郊に手作りの野球場「ゼニムラ・フィールド」を建設し、日系人収容者たちに希望や笑顔をもたらした場所。当時の時代に思いを馳せた栗山監督は「“苦しい”とか“辛い”とか簡単に言ってはいけないんだ

した。同作は革命家、チェ・ゲバラの部隊に参加した日系人、フレディ・前村（オダギリジョー、４０）の生涯の物語。この日は、１９５９年に来日したゲバラが広島を訪れ、同所で献花シーンを撮影。そこで取材をした地元新聞社の森記者を演じた永山は、「広島弁は怖いイメージでしたが実際は違って、かわいかった」と語った。

け、その後のボリビア戦線でチェ・ゲバラと共に戦った唯一の日系人、フレディ前村氏（６７年２５歳で死去）という実在した人物を演じる。映画化は、監督が「革命の侍～チェ・ゲバラの下で戦った日系二世フレディ前村の生涯」（０９年）を読み、興味を持ったことから。オダギリ起用を、役とも重なる「内包する静けさ、芯の強

ドキュメンタリー番組のナレーションは数多く担当してきたが、現地に赴きナビゲーター役を務めたのは初めて。ブラジルのグルメを堪能したほか、日系人の歴史や文化にも触れ「失敗、挫折した人に対して寛容な明るさがあって、ブラジルに行くと元気になれるんじゃないかという不思議な感覚を味わえた」と振り返る。「金メダル

ンのＭＦダビド・シルバ（マンチェスター・シティ）を挙げた。この日はお笑いコンビ・ペナルティのヒデとともに、中継の制作発表会見に出席した。母親が日系人の血を引くダビド・シルバのビジュアル面から、「すごい日本人ぽくて、顔もちっちゃくて」とファンになってしまった。１７０センチと小柄ながら均整の取れた肉体の