決勝点を決めたのは、左サイドハーフで先発したＭＦ中村充孝（２８）だった。安西の右クロスが相手選手に当たってこぼれ、土居が左の中村につなぐ。「目の前の相手をよく見ることができたかなと思う」。２８歳はマークのタイミングを外す右足での巧みなトラップから左足で蹴り込んだ。「個人的にはこれ（得点）を続けないと

勝利した。６２分に２点目のゴールを決めた長谷川は、今や、なでしこジャパンに欠かせない存在となった。身長１５７センチだが、その行動域は無制限だ。持ち場の左サイドハーフから、最前線、逆サイド、中央から最終ラインまで全力で走り回る。「ボールが欲しくて無駄走りをしてしまう」と言うが、ボールを受けてこそ、彼女

ジャパン）はブラジルに１―２で敗れた。２６日（同２７日）に行われた米国戦は２―４の完敗。中２日で迎えたこの日は２トップにＦＷ菅沢優衣香（２７＝浦和）とＦＷ横山久美（２４＝長野）を置き、ＦＷ岩渕真奈（２５＝ＩＮＡＣ神戸）を左サイドハーフに置く攻撃的布陣で臨んだ。前半は前線からの守備が機能。３８分には横

杉浦恭平（２９）は、左サイドハーフで開幕スタメンに名を連ねるなど中盤での出場が多かったが、最近２試合はＦＷ２トップの一角で先発。前節２３日のホーム・熊本戦（０△０）ではシュート３本を放つなど、積極的にゴールに迫った。「サイドハーフで出ている時と違って、割り切って前からプレーできている」とＦＷに手応え

Ｊ１川崎から期限付き移籍で新加入したＭＦ中野嘉大（２３）との連係に手応えを口にした。初の対外試合となったこの日は１～２本目に新システム３―４―３で石川直は３バックの左、中野は左サイドハーフでプレー。石川直からパスを受けた中野がドリブルで駆け上がるシーンが何度も見られた。石川直は「ヨシ（中野）の特長が

Ｊ１川崎から期限付き移籍後“初ゴール”を決めた。地元の鹿児島で行われた今季初の対外試合に、１本目から左サイドハーフで先発。快足ドリブラーは何度も左サイドを駆け上がってチャンスを作り、１本目の２５分にはゴール前のこぼれ球を左足で押し込んだ。「落ち着いて決められました」と得点シーンを振り返ったが、クロス

施。４―２―３―１の左サイドハーフには今季全試合先発出場のＭＦアダイウトン（２５）に代わり、ＭＦ松浦拓弥（２７）が入った。積極的にボールを呼び込み、リズムをつくるなど存在感を発揮。６月２５日の第１ステージ仙台戦（ヤマハ）以来２度目の先発に向け「危険な位置でボールを触ってチームを前向きにする。自分のス