回には弾丸ライナーで左中間席上段の「ＫＩＲＩＮ」の看板を直撃する特大アーチをかっ飛ばした。「１本目はいい気持ち。２本目は完璧だった。甘く来た球をフルスイングした」３番を任されていることに「大きな責任を感じている。集中して打席に入っている」と胸を張ったドミニカンは、看板直撃で賞金１００万円とビール１年

１回１死で日本ハム先発・上原の高めの直球を完璧に捉え、左中間席上段へ放り込んだ。これでオープン戦は３本目。外国人枠をビヤヌエバと争っているが、ビヤヌエバはオープン戦１２試合で打率１割６分７厘、０本塁打と苦しんでいる。ゲレーロは試合前まで打率２割２分６厘、２本塁打、４打点。開幕へ、最高の結果を残した。

に躍動した。まずは陽川だ。二回１死でチーム初安打となる右前打をマーク。打者一巡の猛攻で５点を奪った五回は１死一、三塁の好機で打席を迎えると中前へ適時打を放って応戦した。一度火が付いたバットは止まらない。六回には左中間席上段へ運ぶ５号ソロ。九回２死からも左翼線へ二塁打を放って４安打の固め打ち。「打席の

哲が反撃ムードを高める８号ソロ。３－６の七回一死から、岩瀬の変化球を左中間席上段に運んだ。「自分の打撃をしようと思った。打った瞬間に本塁打と思った。角度も良かった」と納得の表情。チームは黒星が続いていたが、ベンチ内の雰囲気は悪くなかったという。「この勝ちで（流れが）変わるかもしれない」と前を向いた。

２死一塁から決勝適時二塁打を放つと、８回２死ではマシソンの直球を左中間席上段まで運んだ。ゲレーロに並ぶ５号ソロで、単独トップの１４打点目となり、「（来日）４年目で一番いい状態。開幕が近いのでもっと上げていきたい」。２年ぶりの本塁打王奪還を目指し、「できればシーズンに取っておきたいね」と上機嫌だった。

席に続き、初回１死一塁で右翼ポール際への１４号２ラン。３回先頭では、左中間席上段へ１５号ソロを放った。四球を挟んで、４打数連続のプロ野球タイ記録がかかった７回は右飛。自身初の３打数連発にも「その後で打てずに悔しい。そっちの方が大きい」と、２点を追う９回１死二、三塁で空振り三振に倒れたことを悔やんだ。

守護神平野の変化球を左中間席上段に運ぶ特大弾とした。価値あるアーチにベンチに戻っても笑みが絶えなかった。デスパイネは２８日にホークスが苦手とする西から先制ソロ、２９日に平野から２点二塁打を放っており、今回のオリックス３連戦でも好調な打撃を見せた。９回は抑えのサファテがオリックス打線に隙を与えず、４月