日曜メインは古馬戦線で重要な位置にあるＧII毎日王冠。ＧI馬５頭が顔を揃える豪華ラインアップだった昨年と異なり、今年は“セカンドグループ”が主力の戦い。そこで好配的中を狙う当欄のターゲットはサンマルティン。「このくらいのメンバーなら」と送り出す国枝調教師も大駆けに手応えアリの口ぶりだ。「外枠も良くな

の表情：小倉競馬場】サンマルティンは角馬場からダートに入り、ダクから軽めのキャンターで１周半流した。陣営は順調さをアピールした。椎本調教厩務員「昨年（２着）同様、リラックスして調整できている。日曜に半マイルからサッと流した後も変わりはないですね。（昨年から２キロ増の５６キロに関しては）重賞勝ち馬と同

トル）で、２番人気のサンマルティンはタツゴウゲキとのゴール前の激しい叩き合いの末、ハナ差の２着に敗れた。「馬の状態は良かっただけに勝ちたかった。少し外に張る感じはあったが、最後までしっかりと伸びてくれました」と鞍上の戸崎圭。ＪＲＡ移籍５年目にして初の小倉遠征で、史上５人目のＪＲＡ全１０場重賞制覇を狙

の表情：小倉競馬場】サンマルティンは厩舎棟周りの引き運動の後、装鞍所とパドックでスクーリング。椎本助手「（当地のパドックにミストが設置されたため）いきなり行ってビックリしないよう、ミストを出してもらってきました。意外と量が多くて１周目は驚いていたけど、２周目からは落ち着いていましたよ」初の重賞タイト

い切り：小倉競馬場】サンマルティンはダートで単走。うなるような行きっぷりで直線を向くと、豪快にひと伸び。楽な手応えでラスト１２・１秒（５ハロン６８・８―３８・９秒）の好時計をマークして抜群の仕上がりをアピールした。馬体の張り、気合乗りも上々。初の重賞制覇へ視界は良好だ。騎乗した椎本助手「しまい重点で

賞制覇の記録がかかるサンマルティンはダートでキャンター調整。陣営は滞在効果をアピールした。椎本助手「落ち着いて走れていた。週末の追い切りでも、動き過ぎないように気をつけたくらいで、体調はかなりいい。美浦だとソワソワしたりするところがあるけど、こちらでは、そういうそぶりも見られない。静かな環境が合って