高柳昌弥
2019/05/23
ジャンプしないのに両手はリングの上 体脂肪は2・9% NBAドラフト候補生驚きのボディー
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】NBAのドラフトは6月20日にニューヨークで行われるが、それを前にして「コンバイン」と呼ばれる指名候補選手を対象にした恒例の身体測定会が15日から19日までシカゴで開催された。全体トップ指名が有力となっているデューク大のザイオン・ウィリアムソン(18)や、日本選手2019/05/23スポーツニッポン詳しく見る
2019/03/06
日本で16年ぶりに開催されるNBAの一戦 私の人生に絡みつく記憶と思い出
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】1994年11月3日。横浜アリーナで私はNBAトレイルブレイザーズの選手を取材していた。3回目を迎えていたNBAの日本での開幕戦。前日の練習を終え、記録席の机の上に座って新聞を読んでいたのがクライド・ドレクスラー(当時32歳)だった。1992年のバルセロナ五輪に「2019/03/06スポーツニッポン詳しく見る
2019/02/21
なぜ走る? フルマラソンで感じること 考えること
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】スタート地点ではNHKの大河ドラマ「いだてん」で主役の金栗四三役を務めている中村勘九郎さんと、スポーツ・ジャーナリストの増田明美さんが1万2224人のランナーたちを見送ってくれた。17日に行われた第6回北九州マラソンに参加。午前9時のスタート時の気温は4度と少々寒2019/02/21スポーツニッポン詳しく見る
2018/12/26
地球にスポーツは存在できるのか?実りある1年に思う未来への不安
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】どこかの大統領は否定しているが、地球温暖化の影響は世界各地で目に見える形となってきた。北極でも南極でも氷がかつてないスピードで崩壊し、ロシアのシベリアでは永久凍土の融解で地盤が沈下。建物が傾いたり、基礎部分がむき出しになったりしているという。日本も例外ではなく、温2018/12/26スポーツニッポン詳しく見る
2018/12/12
全米大学フットボール界の首席が選択した人生 大谷の前にやがて出現する新たなライバル
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】1985年1月、東京都内のホテルの一室で陽気な大学生が騒いでいた。プロ顔負けのボードビリアン?多彩なトークと一発芸で集まった仲間たちを爆笑させていた。学生の名前はボストンカレッジのダグ・フルーティー。彼は全米大学フットボール界の当時のスター選手で、このシーズンには2018/12/12スポーツニッポン詳しく見る
2018/07/11
NBAに挑戦している中国選手 長い名前に隠された“母国”の複雑な風景
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】欧米式にファーストネームの次にファミリー(ラスト)ネームを表記すると「Abudushalamu・Abudurexiti」となる。カタカナ表記だと「アバドゥサラーム・アバドゥレキシーティ」だと思うが、後者を「アバドゥラシード」のように発音する表記もあるので、私には“2018/07/11スポーツニッポン詳しく見る
2018/07/05
何も残さずに何かを残す日本の文化 サッカーのW杯で感じた無形の財産
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】フロリダ州のあるアメフト強豪大学を訪れた時のことだった。私がインタビューを希望したQBは行儀があまりよくなかった。取材場所はキャンパス内にある体育局のオフィス。20分ほどのインタビューの間、彼は自分で持ってきたハンバーガーの“もぐもぐタイム”に没頭し、私の質問を聞2018/07/05スポーツニッポン詳しく見る
2018/05/21
日大アメフット部の不祥事で蘇った記憶 ペン州立大と日大の違い
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】ペンシルベニア州ステートカレッジの空港はペン州立大のキャンパスに隣接していた。近くには大学所有の広大な牧場とゴルフ場、さらに当時7万人以上を収容(現在は10万人)できるフットボールのスタジアムがあって、キャンパス内では点在する校舎を移動するためのバスが運行されてい2018/05/21スポーツニッポン詳しく見る
2018/04/13
下積み10年 32歳でNBAデビューを果たしたアンドレ・イングラムが教えてくれたこと
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】2002年公開の映画「オールド・ルーキー(主演デニス・クエイド)」は、35歳という大リーグ史上最年長でメジャー・デビューを果たした実在の人物、ジム・モリス(元レイズ)を描いた作品だった。ただし彼は一度引退し、高校教師という人生を歩みながらメジャーに再挑戦したのでマ2018/04/13スポーツニッポン詳しく見る
2018/03/03
1人の日本人選手が米国で残した足跡 涙したホーム最終戦
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】スポーツ界には「記録に残る事象」と「記憶に残る事象」がある。ただし個人的には「記述して残す事象」というのもあると考えている。前者2つは黙っていても多くの人が目撃者となっているのに対し、最後の1つは誰かが筆を取らないと、その真実が広まらない。あるいはその価値がわかっ2018/03/03スポーツニッポン詳しく見る
2018/02/21
平昌五輪のアイスホッケー男子でロシアが紳士協定違反?米国の指揮官が激怒
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】スポーツには各競技に独特の“紳士協定”がある。サッカーで相手チームに負傷者が出た場合、故意にボールを外に蹴りだして試合を止める光景はよく目の当たりにすることだろう。プレーを止めてもらった側はスローインからボールを相手に返すのが礼儀。それを守らないと乱闘の引き金にな2018/02/21スポーツニッポン詳しく見る
2017/12/27
歴史を書き換えるのか? 全米大学男子バスケットボール界で活躍する渡辺と八村の未来
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】「MOCK・DRAFT」。日本語にすると「仮想ドラフト」ということになるだろうか。米国のメディアではプロスポーツ界のドラフトへの注目度が高く、すでに2018年度の“金の卵探し”が始まっている。スポーツ・イラストレイテッド誌のNBAモック・ドラフトをのぞいてみた。12017/12/27スポーツニッポン詳しく見る
2017/11/20
NFLグッデル・コミッショナーが要求する驚がくの再雇用条件 選手は猛反発
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】NFLのロジャー・グッデル・コミッショナー(58歳)は2006年8月8日のオーナー会議で4人の候補者の中から“リーダー”に選ばれた。ペンシルベニア州の中堅私立大学、ワシントン・アンド・ジェファーソン・カレッジの出身。卒業後、何度もNFLに「私を雇ってください」と手2017/11/20スポーツニッポン詳しく見る
2017/10/20
米国の大学男子バスケ界を襲った収賄事件 巨額の金が動く闇の世界
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】リック・ピティーノ氏(65)という人は、米国のバスケットボール界では実に優秀な監督だった。今、それを「過去形」で語らなければならない。ルイビル大が16日に同氏を正式に解雇し、おそらく二度とスポーツ界には戻ってこないだろうと言われているからだ。NBAのニックスやセルケンタッキー大 スポーツ スポーツ界 バスケットボール界 ルイビル大 ルイビル大時代 全米大学選手権 収賄事件 大学男子バスケ界 大学通 指揮官 男子バスケットボール 米国 高柳昌弥 NCAAトーナメント2017/10/20スポーツニッポン詳しく見る
2017/09/12
全米大学フットボール界の奇跡 “心眼”で得た渾身の1点
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】全米大学フットボールの2017年シーズンが始まっている。南カリフォルニア大(USC)はAP通信ランクの6位。開幕から2試合を終えて順調に白星を2つ並べた。いや、それで注目しているわけではない。もっと目を向けてほしい“物語”がこのチームにはある。USCは開幕戦のウエ2017/09/12スポーツニッポン詳しく見る
2017/09/01
NFLイーグルスの選手諸君、もうがっかりさせないでね…
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】1969年4月。ビートルズの19枚目のシングルのA面は「GetBack」だった。そしてB面が「Don’tLetMeDown」。故ジョン・レノンが、この年に結婚したオノ・ヨーコさんに「悲しませないでくれ」とひたすら訴え続けるラブソングだった。Let~downで「がっ2017/09/01スポーツニッポン詳しく見る
2017/08/25
NFLで常態化する国歌斉唱時のニーダウン 抗議と抵抗は本当に“正義”なのか?
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】米プロフットボール・リーグ(NFL)は現在、プレシーズン・ゲーム(オープン戦)が進行中。9月7日に開幕戦(ペイトリオッツ対チーフス)が行われるが、その5日前に試合に出場できる最終登録の53人が決まる。その日は9月2日。VJ・DAYと呼ばれる米国にとっての対日戦勝記2017/08/25スポーツニッポン詳しく見る
2017/08/22
日米が誇る速球投手の1944年 戦争が変えた2人の運命
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】1944年12月2日。その日に米国の戦艦アラバマがどこにいたかを調べてみた。理由は少し待ってほしい。ずっと気になっていたことがあったのだ…。×××フィリピンのルソン島やビサヤ諸島での戦闘を終え、戦艦アラバマが西太平洋上にあるヤップ島から東北東に100キロ離れたウリ2017/08/22スポーツニッポン詳しく見る
2017/07/30
頭脳を生かし、頭脳を守る NFLから引退した2人の特別な理由とは?
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】私は数学におけるスペクトル理論や数値線系代数を理解できない。正方行列の固有値に関する理論の無次元への拡張、科学技術計算のための数値計算法…。申しわけないが概略を説明することさえもここで断念したい。(すでに脳が拒否反応を示している)。NFLレイブンズで3シーズン、オ2017/07/30スポーツニッポン詳しく見る
2017/07/21
愛犬を“誘拐”されたNFL選手 どうなる今後の警備態勢?
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】NFLカウボーイズのワイドレシーバー兼リターナー、ラッキー・ホワイトヘッド(25)の愛犬はアメリカ・ピットブル。フットボール用語にひっかけて「ブリッツ」という名をつけた。BLITZは「電撃、急襲」という意味で、フットボールでは守備側の最前線にいるラインマン以外の選2017/07/21スポーツニッポン詳しく見る
2017/07/01
熱波、山火事、竜巻、雪不足…北米大陸の異変はスポーツ界に影響するか
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】アリゾナ州フェニックスの最高気温が、6月下旬で50度に達した。散歩する犬はやけどを防ぐために“足袋”を履き、市内の歩道にはミストシャワーが設置された。ここ数年、常態化している山火事の被害は深刻だ。現在、アリゾナ、ユタ、カリフォルニアなど7州で大規模な山火事が発生し2017/07/01スポーツニッポン詳しく見る
2017/06/13
米国陸上男子短距離の期待の星コールマン 驚がくのタイムとは…
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】陸上の全米大学選手権がオレゴン州ユージンでこのほど開催されたが、男子100メートルで優勝したのは、テネシー大のクリスチャン・コールマン(21=米国)だった。決勝のタイムは10秒04。向かい風2・1メートルの条件だったので記録はそれほど伸びなかった。しかし、その2日2017/06/13スポーツニッポン詳しく見る
2017/04/08
バスケットボールのゴンザガ大・フュー監督に見る既成概念の壊し方
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】日本の八村塁(1年)が所属している男子バスケットボールのゴンザガ大のキャンパスはワシントン州東部のスポケーンにある。人口20万人の中規模都市でアイダホ州との州境はすぐそば。イエズス会系の私立大学で学生数は7800人と米国の主要州立大から比べると3分の1程度だ。そこ2017/04/08スポーツニッポン詳しく見る
2017/03/18
味方が味方をケガさせた?ベネズエラ代表ペレス捕手を襲ったアクシデント…
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】WBCのベネズエラ代表、サルバドール・ペレス捕手(26)は大リーグ・ロイヤルズの主力でもある。2015年のワールドシリーズではMVP。球宴にも4度出場している。そして11日、彼はWBCの1次ラウンド、対イタリア戦で左膝を負傷。骨折やじん帯損傷といった最悪の事態は免2017/03/18スポーツニッポン詳しく見る
2017/03/09
まったく働かずに時給1140万円!そんな夢のような話がNBAに…
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】ホセ・カルデロン(35)は現在、ジョージア州アトランタを本拠にしているNBAのホークスに所属している。元スペイン代表のポイントガード。ラプターズ時代の2008年シーズンには平均12・8得点、8・9アシストをマークしたこともあるベテランだ。ニックスに在籍していた202017/03/09スポーツニッポン詳しく見る
2017/01/07
NFLカウボーイズの新人QBプレスコットのドラマはクライマックスへ…
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】昨年4月に行われたNFLのドラフト(7巡目まで)で指名されたのは4巡目。ダク・プレスコット(23)の前にすでに134人が指名されていた。ミシシッピ州立大の出身。全米王者になったわけではない。1メートル88とNFLのQBとしてはとりわけ大柄でもない。脚力も並。だから2017/01/07スポーツニッポン詳しく見る
2016/12/19
NBAの新労使協定 契約社会に求められる「金科玉条」とは?
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】12月14日、長期間にわたって話し合われていたNBAの新労使協定が暫定合意に達した。オーナー会議と選手会での承認が必要だが、すでに双方に異論はないようで実行力を持つのは時間の問題となってきた。交渉がスムーズに進んだ背景にはテレビ放送権料の新規契約による大幅増収があ2016/12/19スポーツニッポン詳しく見る
2016/12/05
故障した航空機に乗っていたチームの幸運と不運 残酷なまでの運命の違い…
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】胸が痛むニュースだった。パソコンのモニターに続々と入ってくる通信社からの墜落現場の写真。よくぞ生存者がいたと思ったが、ブラジルのサッカークラブ「シャペコエンセ」を襲った悲劇は世界を震撼させた。このような事故が起こると必ず求められるのが過去の例。かつて何度か書いたこ2016/12/05スポーツニッポン詳しく見る
2016/11/24
NBAにトラベリングは存在しないのか?世界とちょっと違う最高峰の二重基準
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】22日にロサンゼルスで行われたNBAレイカーズ対サンダーの一戦は残り5秒、ニック・ヤング(31歳)が放った劇的な3点シュートでレイカーズが2点差で勝利。ただしちょっとざわついたエンディングになった。ヤングをアシストしたのは新人のブランドン・イングラム(19歳)だが2016/11/24スポーツニッポン詳しく見る
2016/11/12
トランプ氏とスポーツ界の関係は?政治もスポーツも未経験の次期大統領
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】米大統領選挙でドナルド・トランプ氏(70)の当選を朝起きて知ったNBAキャバリアーズの大黒柱、レブロン・ジェームズ(31)のコメントが印象的だった。投票2日前にヒラリー・クリントン氏(69)の応援演説に加わっていたスーパースター。すっかり女性初の米大統領誕生を信じ2016/11/12スポーツニッポン詳しく見る
2016/10/22
14歳まではいろいろなスポーツをしよう NBAの提言に見る日米の違い
【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】NBAと米国代表チームを統括している「USAバスケットボール」の2団体がこんなガイドラインを発表した。「14歳になるまではバスケットボールだけでなく、他のスポーツをしましょう。そしてもし大会に出場したら、少なくとも1日は休みましょう。さらに1年に一度は心身ともにリ2016/10/22スポーツニッポン詳しく見る