稽古にとどまった。３日連続で相撲を取らなかったことで、春場所の出場は厳しい状況となった。両足親指の負傷を抱える白鵬（３２）、右手の薬指などに不安がある鶴竜（３２）も出場が危ぶまれ、３横綱時代の３人全員が初日から休場すれば、昭和以降初の事態となる。今年の春場所は始まる前から大荒れの雲行きだ。元日馬富士

両足親指を負傷して初場所途中休場の横綱・白鵬（３２）＝宮城野＝は６日、出稽古を回避して大阪市天王寺区の部屋で調整した。「多少、疲れがたまった。親指？自分の体と相談しながらという感じはある」と慎重だった。前日は友綱部屋で２０５キロの幕内・魁聖（友綱）を相手に１０番。「今のところ重い相手は彼としか相撲を

左足首の遊離軟骨除去手術を行った鶴竜は土俵入りを回避し、綱締め実演を披露した。両足親指の負傷により初場所を途中休場した白鵬は土俵入りに加えて取組も行った。鶴竜は手術に至った経緯について「これまではヒアルロン酸を打って（遊離軟骨が）当たらないようにしていたが、いつまでも一緒だから取った方がいいかなと」

いま」と復活。初場所では両足親指を負傷して途中休場となったが、「力士は初場所終わってから正月が始まると言います、改めて皆さん明けましておめでとうございます、今年もあたたかい応援ヨロシクお願いします」と“心機一転”の思いを記した。この日は、千葉県成田市の成田山新勝寺で行われた恒例の節分会に参加。一緒に

下血腫で全治２週間を要する」との診断書を提出して休場した。この日、病院から宮城野部屋を訪れた白鵬は、宮城野親方と話し合った。その後、報道陣に対応した同親方は「両足親指の損傷。右足を初日にやった。昨日（４日目）それをかばって、押して前に出た時にスベって左足をやった」と説明。病院ではＭＲＩを受けたという