ンシャン）に挑戦することが決まった。田中博師は「パリ大賞を目標に進めます。結果次第では滞在して凱旋門賞（１０月５日・仏パリロンシャン）へ」と青写真を明かした。鞍上は現在調整中。４月には凱旋門賞の予備登録を済ませており、その際に指揮官は「凱旋門賞はオーナー（鈴木剛史氏）と私の夢」と意欲を口にしていた。

仕上がりを見せつけた。田中博師は初距離となる芝２０００メートルにも自信。３連勝でのオークス（５月２５日・東京）切符獲得を狙う。バネを利かせ、目いっぱいストライドを伸ばしたブラックルビーが美浦Ｗで躍動した。最終リハはダングラール（３歳未勝利）との併せ馬。１馬身半追走する形から４角手前で追いつき、直線は

過ぎに登場したキングノジョーは、美浦Ｗでダングラール（３歳未勝利）と併せ馬。まだ気性面での幼さは目につくものの、ゴーサインが出された時の伸び脚は迫力十分だ。田中博師は「リズムが取りづらい面はありますが、それでも前回よりも操作性はいいかな。まだまだ荒いけど、進歩は見られました」と内容に合格点を与えた。

◇◆上半期の目標を帝王賞（７月２日・大井、ダート２０００メートル）と定めたミッキーファイト（牡４歳、美浦・田中博）について、田中博師は「アンタレスＳ（４月１９日・阪神、ダート１８００メートル）を挟みます。もう少し賞金を加算しておきたいですね」と話した。◆阪急杯１２着のスズハローム（牡５歳、栗東・牧田

イドに挟まれ後方からの競馬に。それでも向正面で一気に２番手まで押し上げると、直線で力強く脚を伸ばして完勝した。田中博師は「まだフォームが悪く、背中も使えていないのでスタートは今後も課題ですね。距離はもっとあった方がいいと思う。オーナーと相談しながらですが、春のクラシックを視野に入れていきたい」と話し

レーヴの産駒。母系に目をやると、５代母は“スカーレット一族”の牝祖として知られるスカーレットインク。３代母スカーレットレディの産駒にはダートＧ１・９勝を挙げた名馬ヴァーミリアンがおり、高い砂適性を秘めた血統背景だ。田中博師の「デビュー前に去勢していますし、修正しつつ今に至ります」という言葉に陣営の苦

「フェブラリーＳ・Ｇ１」（２３日、東京）フォーエバーヤングを中心として、レベルが高いと言われている現４歳世代。その中でも上位の存在で、レパードＳと名古屋大賞典を制したミッキーファイトが、Ｇ１初制覇に向けて２０日、美浦Ｗで追い切りを行った。６Ｆ８０秒８の好時計を記録し、切れのある軽快な動きを披露。デビ

第一歩を踏み出した。ついにやって来た厩舎開業日を、３２歳の現役最年少トレーナー・田中博師は、やや緊張した面持ちで迎えた。騎手時代から海外へ武者修行に赴き、調教師試験に一発合格後も、見識を高めるために国内外で修業の日々。昨年、サトノダイヤモンドが挑戦した凱旋門賞で調教を手伝ったりもした。そんな新人トレ