目指し目の色を変えて取り組む若手のアピールが繰り広げられた。その中である若手の覚悟が形としてはっきり残っている。配布される練習メニュー表の左上に、毎日書かれていた「55」の赤文字がその?勲章?だ。全体練習前に行われるアーリーワーク。6年目の石塚綜一郎捕手は初日を除く24日間参加した。連日、室内で黙々

９―０の快勝を収めた。試合後、村上打撃コーチが「頑張っているし、チャンスを与えたくなる選手の一人」と目を細める若鷹がいた。この日「５番・一塁」で先発出場し、長打を含む２安打とアピールした石塚綜一郎捕手（２３）。退いた直後に打線が爆発したこともあり「埋もれましたね」と笑った２３歳だが、開幕一軍生き残り

ビー）ソフトバンクの石塚綜一郎捕手（23）が開幕1軍入りへ、2安打の猛アピールを見せた。韓国・斗山との練習試合に「5番一塁」で先発出場し、3打数2安打だった。5回先頭で回ってきた2打席目に外角の球を左前へと運ぶ。さらに6回2死からは初球の直球を迷わず振り抜き二塁打に。それでも「完全に埋もれました」。