◇パ・リーグソフトバンク5―13オリックス（2025年5月25日平和リース）ソフトバンクの柳町達外野手（28）が25日、鹿児島で行われたオリックス戦に「3番・右翼」で先発出場し、2安打1打点と気を吐いた。出塁率の高さやチャンスでの勝負強さに加え、今季は対左投手の高打率も光っている。小久保裕紀監督（5

メンに定着。規定打席には到達していないが、打率3割8厘、出塁率4割2分9厘、リーグトップタイの22四球をマークしている。小久保監督は「柳町は外せない選手になりつつある。あのぐらいの選球眼と出塁率は持ち味。昨年は今ぐらいの打席数から一気に（状態が）落ちた。3年（結果を）残してレギュラー。目標設定を一段

勝を挙げて今季の開幕ローテーション入りが内定していたスチュワートは、2月の春季キャンプ中に左腹直筋を痛めて、リハビリ組に合流。4月8日に帰国し、5月24日に再来日した。小久保監督は「今年はいないものと思っている。箇所が箇所なのでね。もちろん、後半戦に間に合えば越したことはない。この辺に合わせてくれた

ソフトバンクの小久保監督が25日、前日24日に再来日したカーター・スチュワート投手の見通しについて言及した。昨季9勝を挙げて開幕ローテーションにも内定していたが、キャンプ中に左腹直筋を痛めて、4月8日に医療機関受診とリハビリのために米国に帰国していた。当面はリハビリ組で調整する見込みで、実戦復帰の目

くなく、３月３１日に登録を抹消。腰の手術を受けた。今月１４日の三軍戦で復帰したが、右太もも裏の違和感を覚え当初の予定よりも早く交代。その後、調整を続け２３日のウエスタン・リーグ阪神戦（ＳＧＬスタジアム）で再び復帰し、同日には本塁打を放っていた。小久保監督は「打つ方は何の心配もしていない。腰よりも足が

ソフトバンクは２１日の日本ハム戦（エスコン）に１―２のサヨナラ負けを喫し、連勝が「３」でストップした。同点で迎えた９回、５番手・大山が一死満塁のピンチを背負うと最後は郡司に右前への劇打を献上。首位チームを相手に連勝といきたかったが、攻撃陣が相手先発・北山の力投に屈した。先手を取ったのはホークスだった

た「～GohGan（ゴウガン）福山剛シェフ監修～Goh（ゴウ）＆ヒロキの贈り物フレンチBOX」を28日から販売すると発表した。みずほペイペイドーム内コンコース3ゲートホークスカフェ2で発売。税込み3200円。普段から親交のある福山シェフが小久保監督にヒアリングして、ハンバーグやローストビーフ、オムラ

った。５カード連続の勝ち越しで借金を完済し、勢いそのままに乗り込んだ北海道で鷹が強さを取り戻した。序盤の劣勢をはね返す会心のゲームだった。５回に牧原大の２点打で追いつき、６回に１０年目の川瀬が放ったプロ初アーチが試合を決め、大黒柱・モイネロも７回２失点の力投で開幕から無傷の５連勝。試合後の小久保監督

宥紀投手（27）が、小久保監督に課題を与えられた直球で4三振を奪う力投を見せた。5回から3番手で登板。いきなり3者連続三振を奪うなど、2回を無安打無失点。全27球中、22球を占めた直球は最速152キロをマーク。「いい方向にいっている」と強調した。5回はモニエルに直球を4球続け、151キロで空振り三振

ソフトバンクは１８日の楽天戦（みずほペイペイ）で延長１２回に２―１でサヨナラ勝ちを収めた。最後は牧原大の一打で決着をつけ、最大で「７」あった借金を完済して勝率５割に復帰。小久保裕紀監督（５３）は「こういう試合をいかに勝ちにつなげていくかは大事」とロースコアで制した接戦に納得顔だった。劇的勝利の裏には

ソフトバンクの近藤健介外野手（31）が15日、福岡県筑後市のファーム施設で調整をした。14日の四国アイランドリーグplus愛媛との3軍戦（タマスタ筑後）で、実戦復帰するも、右太ももに違和感を訴えて途中交代。この日は、ジョギングや打撃練習を行い「大丈夫、昨日よりよくなっているので」と語った。復帰戦だっ

らなかった。試合後、小久保監督は「初回が全てだったんじゃないですか」と敗戦のポイントを挙げた。野村、佐藤直の連続安打と四球で無死満塁の好機を作ったホークス。今季初登板の相手先発・武内を一気に攻略したいところだったが、ここからホームが遠かった。４番・山川はフルカウントから低めの変化球に空振り三振。５番

―0の完勝でチームは今季最長を更新する4カード連続勝ち越しを決めた。何より、山川にも一発が出た。現役時代、王監督（現球団会長）の下で「不動の4番」としての重責を担ったのが小久保監督だった。要するに、4番の重みを誰よりも知る。だからこそ、開幕から「低空飛行」の打撃が続く山川の打順変更には、簡単には?メ

◆ソフトバンク5―0西武（15日、みずほペイペイドーム）ソフトバンクが零封勝ちでカード勝ち越しを決めた。小久保裕紀監督は就任後初めて、主砲の山川穂高を4番から外した。代わって4番には中村晃を起用。中村は2回に右翼線二塁打で先制点の口火を切ると、8回にも中前打を放った。山川を4番から外すことに葛藤して

。打線を大幅に改造。小久保監督は就任以来一貫して4番で起用し続けた山川を7番に下げた。指揮官は「一戦必勝。今日は勝たないといけないゲームで、しっかり勝てて良かった」と胸をなで下ろした。3点リードの六回1死。秋広が移籍初安打を放つと、7番の山川が8号2ランを放った。誰よりも喜んだ小久保監督は「山川に一

リーグトップの西武投手陣に三回以降は無安打。小久保監督は「初回が全てだった」と絶好のチャンスを逃した場面を敗因に挙げた。1点先制された直後の初回。今季初先発の西武武内に対し連打と四球でいきなり無死満塁の好機をつくった。しかし山川は空振り三振に倒れ、中村は一直、柳町も二ゴロ。昨季10勝を挙げて新人王と

左）と大江（撮影・佐藤雄太朗）打撃練習をする秋広（撮影・栗木一考）小久保監督（左）にあいさつする秋広（撮影・栗木一考）屋根が開いたみずほペイペイドーム（撮影・佐藤雄太朗）両チームスタメン（撮影・栗木一考）１回２死、西武・渡部聖に先制ソロ本塁打を浴びる大津（撮影・栗木一考）西武戦に先発した大津（撮影・

。打線も10安打6得点と効果的に加点した。小久保裕紀監督は勝利を噛みしめた後、トレード移籍したリチャードの活躍も喜んだ。巨人に移籍したリチャードは13日の広島戦（マツダスタジアム）で即スタメン出場し、1号ソロ本塁打をマーク。小久保監督は「打ったみたいね。（ウエスタン・リーグで戦う）広島が相手でやりや

出術を受け、13日には術後初めてライブBPで実戦形式の打席に立った。14日の四国アイランドリーグplus愛媛との3軍戦（タマスタ筑後）で実戦復帰を予定している。1軍合流時期について小久保監督は「本人がいけると言ったら合流します」とあらためて説明。復帰後は今季コンバートされた右翼での起用を予定。小久保

田浩）ボールを投げる小久保監督（撮影・永田浩）ゴムベルトを使ってトレーニングする柳町（撮影・軸丸雅訓）キャッチボールをする松本裕（撮影・永田浩）笑顔で記者に対応する小久保監督（撮影・軸丸雅訓）母の日に、ピンクコーデで試合に臨む審判団（撮影・軸丸雅訓）１回１死一塁、オリックス・太田を投ゴロ併殺に仕留め

初の猛打賞に好リードと大暴れ。球団の福岡移転後５０００試合目となる節目の一戦を完勝に導く立役者だった。まずは２回、左中間へ主導権を握る先制２ランを放ち、先発・上沢を勇気づけた。第２打席は追加点が欲しい１点リードの４回無死一、二塁。小久保監督に犠打の選択肢はなかった。「全然よぎらなかった。もともと打撃

日京セラD）球団福岡移転後の通算5000試合目を白星で飾り、小久保監督は感慨深げだった。選手時代にも数多くの勝利に貢献してきた指揮官は「これまでのホークスの歴史をつくってくれた先輩方、監督さんがいるからこその節目の数字。良いものは引き継ぎ、改革もしていきながら前に進んでいきたいと思います」と話した。

の背番号はリチャードが「５２」、大江が「２９」、秋広が「５２」に決まった。巨人に移籍することになったリチャードは球団を通じてコメントを発表。「話を聞いた時には驚きましたが、少し落ち着いてくると、これまで見守ってくれたホークスの皆さんへの感謝がどんどん湧いてきました。特に王会長や小久保監督、山川さんに

初黒星。昨季から続いていた2分けを挟んだ連勝が12で止まった。小久保監督が「あれが全て。ゲームが決まった」と指摘したのは6回の「3」だった。5回3失点の大関友久を見切り、2番手の尾形崇斗をマウンドに送った。「大関を早めに切り替え（6回を）切っていれば終盤の展開も違った」。流れを変えるための継投だった

◆オリックス6―1ソフトバンク（10日、京セラドーム大阪）潮目が変わったのはソフトバンクの4回の攻撃だったか。3回まで相手先発の曽谷に完全投球を許していた打線が、1番野村の左中間への二塁打で無死二塁と先制機をつくった。しかし、ここで2球連続犠打の構えを見せていた2番緒方が2ボールからの3球目をバスタ

にとどまり、先発の大関友久は5回3失点で3敗目を喫した。試合後、小久保裕紀監督は6回の3失点をポイントに挙げた。尾形崇斗を2番手でマウンドに送ったが、廣荑隆太の失策から1死満塁のピンチを招き、2死後に紅林に右越えの走者一掃の3点二塁打を浴びた。小久保監督は「（尾形は）自責0の3失点。あ

ソフトバンクは９日のオリックス戦（京セラ）に１１―１の逆転勝ちで、大事なカード初戦を制した。これで昨年８月から引き分けを挟んでオリックスに１２連勝。４位タイに浮上し、首位とのゲーム差を３に縮めた。先発の有原が７回１失点の力投で２勝目。周東の離脱後、１番に定着した野村が同点の５回に決勝の勝ち越し打を放

されたが、同点とした直後の2回1死二、三塁は無失点で切り抜けた。「初回も取られて、その次の回も取られると、流れが向こうに行ってしまう。そこをゼロに抑えられたのは良かった」勝ちパターンの救援陣を休ませることができた「イニングイーター」としての貢献に、小久保監督も「要所では出力が上がっているし、1年間ロ

張りを訴え、同28日からのロッテとの開幕カードに出場した後、同31日に出場選手登録を外れた。4月に兵庫県内の病院で椎間板ヘルニアの摘出術を受けた。筑後のリハビリ組では順調な回復ぶりを見せ、本格的な送球練習やベースランニングも再開している。小久保監督は「（本人に）任せます。自分がいけると言ったら。（フ

ソフトバンクは７日の西武戦（ベルーナ）に１―７で敗れ、連勝が「５」で止まった。４試合ぶりのスタメン出場となった栗原に一発が飛び出したが、東浜が４回４失点と粘れず、打線も４併殺を喫した。この日は敗れたものの、長丁場の９連戦を５勝４敗で勝ち越し。初戦から３連敗しながら２日のロッテ戦（みずほペイペイ）で劇

巨が4回4失点（自責3）で降板。3点を追う4回無死一、二塁での山川穂高の遊ゴロ併殺などの計4併殺でチャンスを逃し、西武の投手陣を攻略できなかった。小久保監督は相次いだ併殺について「結果的にゲッツーだけど、対応はよかった。捉えた打球が抜けていれば、全然違った」と打撃内容については決して責めることはしな

回4失点（自責3）で降板。計4併殺でチャンスを逃すなどで西武の投手陣を攻略できなかった。今季初の9連戦は5勝4敗で終了。日本ハムに3連敗した後、ロッテに3連勝、西武に2勝1敗と勝ち越しに成功した。小久保監督は「（2日の川瀬）晃のサヨナラがなかったら優勝戦線からはみ出ていたかもしれなかった。そういう意

ソフトバンクは６日の西武戦（ベルーナ）に１０―０で大勝した。打線が１４安打と爆発し、投手陣も打者２７人で相手打線を零封した。すがすがしいほどの完勝でも、試合後の小久保裕紀監督（５３）がまず言及したのは初回の小技や進塁打だった。「（前日と）同じような局面でバントで送って進塁打も打って、初回で有利に運ん

を挙げた。４回無失点の先発・大津の後を継いだ松本晴。マウンドに上がると、先頭の西川に二塁打を打たれるなど、いきなり一死三塁のピンチを背負ったが、渡部聖を空振り三振、栗山を三ゴロに打ち取り得点を許さず。小久保監督は「あそこで先制点を与えなかったことは大きい」と左腕を称えた。味方打線が先制した直後の６回

◆西武―ソフトバンク（5日、ベルーナドーム）3連勝中のソフトバンクは9連戦最終カードの西武戦に臨む。栗原陵矢は首の違和感で2試合連続でスタメンから外れた。小久保裕紀監督は試合前、「今日は無理よ。明日行けたらいいかなくらい。抹消まではいかないけど、2、3日はかかる」と説明した。【ソフトバンクの西武戦ス

それでも苦悩は続く――。ソフトバンクは２日のロッテ戦（みずほペイペイ）に４―３で逆転サヨナラ勝ち。２点ビハインドの９回二死走者なしから最後は代打の川瀬晃内野手（２７）が左中間を破る逆転サヨナラ打を放ち、連敗を「５」で止めた。劇的な幕切れだった。殊勲打を打った川瀬のもとには仲間が集まり、もみくちゃに。

を放った川瀬は、代打で送り出してくれた小久保監督と力強くハイタッチを交わしていた。そんな歓喜の白星を一振りで決めたのが川瀬なら、こちらは勝利への道筋をつけた。ベテラン中村だ。九回2死走者なしと絶体絶命の状況で打席が回りながらの中前打。そこから打線が一気につながり、チーム今季初の劇勝へとつながった。「

◆ソフトバンク4×―3ロッテ（2日、みずほペイペイドーム）ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝ちで連敗を5で止めた。2点を追う9回。2死走者なしから驚異的な粘りを見せ、最後は代打川瀬晃が逆転サヨナラとなる左中間2点二塁打をマークした。サヨナラ勝ちは今季初。苦戦の続く本拠地・みずほペイペイドームで3勝目（1

を見せ、代打川瀬晃が逆転サヨナラ左中間2点二塁打をマークした。先発のエース有原航平が初回、ポランコに先制3ランを浴び、苦しい戦いを強いられた。小久保裕紀監督は「正直、今の段階で3点のビハインドは非常に重たい。みんなが救われた勝利だったんじゃないかと思います」と話した。ただ、小久保監督は「投手戦に持ち

た増えた。一体、どソフトバンク小久保政権最大借金に思うこと光った若手も失敗恐れず全力プレーをうしたら勝てるのか。小久保監督の悩みは深まるばかりだろう。9連戦最初の3試合を全敗し、チームの連敗は今季最長タイの5となった。「序盤は良かったけど追加点を取れないとね。投打のかみ合わせも悪い」。王球団会長も悔

ソフトバンクは４月３０日の日本ハム戦（みずほペイペイ）に１―６で敗れ、今季２度目の４連敗。借金は今季ワースト、小久保政権下でも最多の「６」にまで膨らんだ。指揮官の口は重たかった。バントミスからの併殺打、さらにミスが重なっての失点など精彩を欠いた展開に対する報道陣の質問に「まあ…その通りですね」と言葉

佑京内野手（２９）が右ヒザ痛で登録抹消された。練習ではキャッチボールや打撃練習などをこなし外野をトレーナーと歩いていたが、その後に小久保監督と話し合い、抹消に至った。周東は「打つのは大丈夫なんですけど走れなかったので、中堅で出るとなった時にキツいのかなと。このまま（一軍に）いてもというところで」と説

の3連敗。モイネロと伊藤大海という好投手同士の投げ合いの展開に、小久保監督も「今日は1―0でいくしかなかった」と振り返った。2回、山川穂高が伊藤の初球の直球を左翼スタンド中段へ運ぶ5号ソロ。ここまで不振が続き、13試合、51打席ぶりの一発となった主砲の先制弾でチームは波に乗ったかと思われたが、モイネ

連敗となった。モイネロと伊藤大海との投げ合いに。山川穂高が2回に先制アーチを放つも、7回にモイネロが吉田賢吾に同点打を浴びた。小久保監督は試合後、「今日は1－0でいくしかなかった」と振り返りつつ、「（モイネロは）責められないでしょ。逆転されてもおかしくない中でよく粘った」と奮闘の左腕を責めなかった。

）は「なるべく長いイニングを投げて、いい投球を続けたい」と力を込めた。本拠地で日本ハム、ロッテ、敵地で西武と続く9連戦を浮上の黄金週間とする。小久保監督は「周東も今宮もひょっとしたら戻ってこられるかもしれない」と話しており、コンディション不良で欠場の続いた周東、今宮も復帰しての現時点でのベスト布陣に

右すねに自打球が直撃し戦線離脱。「右脛骨骨挫傷」と診断された。球団は当初５月上旬を復帰時期に見据えていたが、この日の試合前、小久保監督は「無理ですね」と時期が長引くことを明かした。「おらんもんと思って。まだ歩くのすらままならない。ほぼ骨折だからね」と状況を説明。明確な復帰時期は未定だという。なお、腰

１７日の楽天戦（みずほペイペイドーム）で古傷の左膝を悪化させ、２３日のオリックス戦（同）では右膝付近に死球を受けて途中交代していた。前カードの２５日から２７日の仙台遠征には帯同したものの３試合欠場。しかし、この日は小久保監督が試合前練習中の取材で「今日は行く予定。ただ最終決定はしていない。練習を見て

ソフトバンクは29日、周東佑京内野手の出場選手登録を抹消した。再登録は5月9日以降。まさに急転直下だ。周東は正午すぎに行われた贈呈式に参加。死球を受けた右膝の痛みは残っているとしつつも「大丈夫。あとは試合になってるか、出ているか出てないかはお楽しみで」と出場に含みを持たせていた。小久保裕紀監督も29

ーム）で右膝付近に死球を受けた影響で次カードの楽天3連戦は欠場していた。29日は本拠地での試合前練習に参加しており、小久保監督も「今日は行く予定にしてますけどまだ最終決定はしてない。練習見てから決めます」と語っていたが、状態が思わしくないと判断された模様だ。代わって笹川吉康外野手を出場選手登録した。

）が25日の楽天戦を欠場。23日に右ヒザに死球を受けた影響で、小久保監督も「今日は厳しい」と眉間にしわを寄せた。周東は開幕から19試合連続安打中。パ・リーグ記録の20試合まで残り1試合、欠場で途切れる記録ではないのが幸いとはいえ、「厳しい」のは今に始まった話ではない。今季は19試合に「1番・中堅」と

先発の内に苦戦すると、大関が中盤に捕まった。４回１死一塁から宗山の右前打を右翼・柳町がファンブル。失策で一塁走者の三塁進塁を許し、内野ゴロで失点した。５回は１死一、二塁からフランコを遊ゴロに打ち取ったが、遊撃・川瀬の送球が遅れた。併殺を取り損ねたところから３失点。試合後、小久保監督は「大関には悪いこ

る直前のソフトバンク小久保監督に聞いてみた。「今年初めての1―0勝利ですね」。すると指揮官は「まだ白星の数も少ないやん。感想は特にありません」だった。そうは言いながらも表情には喜びが満ちていた。なぜなら、大差で収める勝利もいいが、接戦での勝利、中でも1―0の勝利には格別の思いを持っているからだ。昨年

◆楽天0―1ソフトバンク（25日、楽天モバイルパーク宮城）ソフトバンクの2年目廣荑隆太が好機を生かせなかった打撃を反省した。両チーム無得点の7回1死一、三塁。先制のチャンスで打席が回ってきた。楽天のエース早川隆久に対し、内野ゴロまたは外野フライでも得点に結びつけられる場面で、三振だけは

到達した。就任1年目の昨季は、新人監督最多記録を更新する91勝を挙げ、パ・リーグ制覇に導いた。今季は開幕3連敗スタートなど苦戦し、22試合目でようやく9勝目を挙げ、区切りの数字となった。試合前、囲み取材で小久保監督は「そんなのどうでもええやろ」と意に介さなかったが、エース有原航平の今季初勝利などチー

ペイ）で右膝に死球を受けた影響。試合前の練習も別メニューで、小久保監督は「きょうは厳しい感じ。力が入りにくいみたい」と説明した。周東は現在、球団最長タイの開幕戦から出場１９試合連続安打。球団新記録と１９５４年のレインズ（阪急）が持つパ・リーグ最長の２０試合に王手をかけている。ベンチ入りメンバーには名

たが、現在は海野隆司、渡邉陸、嶺井博希の3人で運用している。小久保監督は「二人にするのは難しいかな」と説明。ベテラン嶺井の役割についても「出ていない時も投手と他の捕手との間に入ってくれる。経験の浅い二人（海野と渡邉）だけでは中心となる投手になかなか入っていけないので、パイプ役もしてくれている」と評価

◇パ・リーグソフトバンク6―2オリックス（2025年4月23日みずほペイペイD）散髪の後の一発からドバドバと出た。ソフトバンクの柳町が「7番・右翼」で11日のロッテ戦以来となるスタメン出場。今季初のオンパレードだった。「今日（髪を）切りました。久々のスタメン。もう、やるしかないと思ってました」午前中

。９回二死から川瀬晃内野手（２７）の２点適時打で追いつき、執念でドローに持ち込んだ。試合後、小久保監督は開口一番「展開的には負けゲームだったので、よく追いついた。欲を言えばサヨナラかと思ったけど、そうはうまくいかなかった」と振り返り、粘り強い戦いを見せたナインをねぎらった。８回から代走で途中出場した

ーム）では左膝の状態が思わしくない周東が欠場し、開幕からの連続試合安打も16でストップ。5番を託されていた正木は空振りした際に左肩を亜脱臼した。試合前、「今いるメンバーが最強。過去は戻ってこない」と前を向いていた小久保監督も相次ぐ離脱に悩みの種は尽きないだろう。まだ19試合を消化しただけ。開幕から1

ようやく巡ってきたチャンスでチームの連敗を5で止めた先発東浜に、小久保監督は「（先発捕手の）嶺井とテンポよくやってくれた。沖縄コンビで」と賛辞を贈っていた。チームの窮地を救ったのだから、当然だ。負ければ小久保政権最長を更新する6連敗。借金は同最多となる6を抱えるところだったが、踏ん張った。ベテラン右

合終了。敵地で隅田知一郎に完封勝利を許し、2023年7月の12連敗以来となる5連敗。小久保裕紀監督の就任後は初の事態だ。主軸を欠く打線が打てない。「（隅田は）いい投手なのでそんなに点は取れない」。小久保監督も認める難敵との対戦。最大の好機は3回だった。牧原大成と海野隆司の連打、さらに犠打で1死二、三

喫した。就任2年目の小久保監督はワーストの5連敗。借金が再び5までふくらんだ。3回には先頭の牧原大成がチーム12イニングぶりの安打で出塁。首脳陣も動き、続く海野隆司が初球でバスターエンドランを決めて無死一、二塁とし、佐藤直樹の犠打で1死二、三塁の先制機をつくった。しかし、1番に抜てきした緒方理貢が空

喫した。就任2年目の小久保監督はワーストの5連敗。借金が再び5まで膨らんだ。18日の西武戦（ベルーナドーム）では今井達也、平良海馬の投手リレーの前に史上5例目で61年ぶりとなる「無安打有失点」を許した。この試合でも3回1死二、三塁、5回無死二塁の好機も生かせず、わずか4安打に終わった。試合後、小久保

季ワーストの4連敗となった。打線は西武の今井達也と平良海馬に圧倒されたが、小久保監督は「ノーヒットでも1点取ったので」と必死に前を向いた。開幕から16試合連続で安打を続けていた周東佑京を欠いて試合に臨んだ。昨オフ手術した左膝の状態が万全ではなく、今季17試合目で初めてスタメンを外れた。不動の1番打者

◆西武2―1ソフトバンク（18日、ベルーナドーム）ソフトバンクは屈辱の無安打で4連敗を喫した。西武・今井達也の前に抑え込まれ、7回には足を絡め、無安打でなんとか1点を奪った。しかし、8回まで今井、9回は平良海馬にノーヒットリレーを許した。試合後、小久保裕紀監督は「ノーヒットでも1点取ったので。打てな

手の松本裕樹が1点を失い、9回には守護神のオスナが3失点で痛恨の逆転負け。同一カード3連敗で再び単独最下位に転落した。小久保監督は「自慢の中継ぎでやられているので」と唇を噛みしめた。右脇腹痛で出遅れていた栗原陵矢が3番で今季初めてスタメンに入った。指揮官は「一人入るだけでね。（中村）晃（の打順）を下

◆ソフトバンク3―4楽天（17日、みずほペイペイドーム）ソフトバンクが痛恨の逆転負けで3連敗を喫した。単独最下位に転落した。2点リードの9回。守護神のロベルト・オスナがリードを守れず、逆転を許した。試合後、小久保裕紀監督は「ヘル（ヘルナンデス）もいないので。自慢の中継ぎでやられているので、そこはね」

ソフトバンクは１６日の楽天戦（みずほペイペイ）に２―６で敗れた。「９番・三塁」で先発出場した川瀬晃内野手（２７）が２安打と気を吐いた。３回の第１打席は追い込まれてから粘り９球目の真っすぐを左翼線へ運び二塁まで到達した。そして凡退したものの、持ち味を見せたのは５回の第２打席だった。先頭打者として打席に

その直後、小久保裕紀監督がベンチを出て交代を告げた。3回⅓を投げ、8安打5失点（自責3）。日本復帰後最短KOに小久保監督も「（打たれた場面の多くが）2ストライクまでは追い込んでいたから、もったいなかったね」と残念がった。立ち上がりから球が荒れる中、3回に痛恨の一打を浴びた。先頭のドラフト

◆ソフトバンク1―2楽天（15日、みずほペイペイドーム）反撃を期待する本拠地の声援もため息に変わった。1点を勝ち越された延長10回、代打ジーター・ダウンズからの攻撃はあっさりと3人で終わった。引き分けを挟んだ連勝は5で止まり、借金1に逆戻り。小久保裕紀監督は「4安打だったのでね。なかなか1点じゃ」と

言及した。12日のウエスタン・リーグ・オリックス戦（京セラドーム大阪）で約1カ月ぶりに実戦復帰した栗原は全力スイングをするなど、2打数1安打1打点と元気な姿を披露。これを受け、小久保監督は「（12日の試合は）見たよ。リハビリプランとかあるけど今週中には（1軍で）いける。週の頭は無理だろうけど」と今後

◆ロッテ4―5ソフトバンク（11日、ZOZOマリン）苦しい戦況を振り払うのが4番のバットだ。3―3で迎えた9回だ。山川穂高がゲレーロの投じた159キロの高めの真っすぐを完璧に捉え、左翼席の中段まで運ぶ一時勝ち越し4号ソロ。延長10回に野村勇の勝ち越し決勝1号ソロをも呼び込む一打となった。「最後の（9

保裕紀監督は野村勇の活躍をたたえた。野村は9回の三塁守備から途中出場。直後の10回の打席で左翼スタンドへ飛び込む勝ち越し弾を放った。小久保監督は試合後、「誰も打つとは思わなかったでしょ」と驚いた様子だった。ここまで守備要員としての出番がほとんどだが、「守備要員としておいていたんだけどね。でも本来打席

◆ロッテ4―5ソフトバンク（11日、ZOZOマリン）ソフトバンクは山川穂高のこの日2本目の本塁打が終盤に飛び出し、引き分けを挟み4連勝となった。試合後、小久保裕紀監督は自打球の影響で途中交代となった柳田悠岐の現状について「病院には行っているので。明日分かります」と語るにとどめた。柳田は6回1死の第3

に復帰した。「３番・ＤＨ」で出場する。右太もも裏の張りを抱えていたため、８～１０日のオリックス戦（京セラ）はベンチスタート。９、１０日は代打で出場した。小久保監督は「走力的には半分くらいだけど、出ながら治そうということになった。火曜（８日）からも『いきます』とは言ってきたけど、我慢した」と説明した。

◆オリックス1―1ソフトバンク（10日、京セラドーム大阪）柔よく剛を制すとでも言おうか。開幕ローテをつかんだソフトバンクの3年目左腕・前田純のストレートは130キロ台後半が大半。オリックス打線は、試合前の時点でチーム打率が12球団トップの3割2分4厘。その強力打線に?軟投?で立ち向かった。初回1死一

手前）の動きを見つめるダウンズ（左）（撮影・星野楽）談笑する今宮（左）と小久保監督（撮影・星野楽）ティー打撃をする周東（撮影・星野楽）打撃練習で快音を響かせる柳田（撮影・永田浩）練習中、明るい表情を見せる牧原大（撮影・永田浩）練習中、明るい表情を見せる柳町（撮影・永田浩）野手からの送球を受ける小久保

◆オリックス9―10ソフトバンク（9日、京セラドーム大阪）右太もも裏の張りで2試合連続でスタメンを外れたソフトバンクの柳田悠岐が代打で登場した。4点を追う8回。4連打を含む5安打で1点差に迫り、なお2死二塁で海野隆司に代わって打席に立った。ここでオリックスは申告敬遠を選択し、場内からはブーイングが起

波に乗っていきたいところだが、チーム事情と照らし合わせるとスンナリいきそうもない。この日、チームの主軸である柳田悠岐外野手（３６）が右太もも裏の張りにより欠場。小久保監督は「我慢しようと。（試合に）出てないということは悪い。ひどくなる前に。（現状は）出せない状況」と説明した。柳田は昨年５月にも同箇所

ソフトバンクは８日のオリックス戦（京セラ）に５―２で勝利した。先発のリバン・モイネロ投手（２９）が５回無失点の好投で、今季２勝目を挙げた。モイネロは初回から毎回のように走者を背負う苦しい投球。３回は二死一、三塁のピンチで打席に西川を迎えた。試合前時点で打率４割６分９厘と絶好調のヒットメーカー相手に、

5回無失点で2勝目を挙げ、ロベルト・オスナが今季初セーブをマークした。試合後、小久保裕紀監督は相次いだミスを指摘した。5回1死二塁では二塁走者の川瀬晃がけん制死。6回無死一、二塁では牧原大成が送りバントを空振りし、飛び出した二塁走者の柳町達が刺された（記録は盗塁死）。小久保監督は「（川瀬）晃のけん制

戦全敗と白星がなく、小久保監督は「これより下はないでしょうからね。あとは上がるだけなんですけどね」と語るしかなかった。自信を持っていた救援陣がまた崩れた。7回に投入した2番手のヘルナンデスが外崎の三塁打から勝ち越され、さらに1死満塁として降板。3番手の尾形崇斗もネビンの2点二塁打などで3人の走者をか

幸二氏（左）と話す山川（撮影・栗木一考）渡辺（手前）にアドバイスする王会長（撮影・栗木一考）城島ＣＢＯ（右）と話す小久保監督（撮影・栗木一考）談笑する左から杉山、西武・隅田、甲斐野、藤井（撮影・栗木一考）傾斜板を使ってキャッチボールするモイネロ（撮影・中村太一）西武戦に先発した上沢（撮影・栗木一考）

ソフトバンクの山川穂高内野手（３３）が６日の西武戦（みずほペイペイ）に「４番・一塁」で先発出場し、初回に今季１号となる先制２ランを放った。待望の一発に、球場には大歓声が響いた。初回の二死一塁で打席に入ると、相手先発・渡辺勇の高めに浮いたカーブを逃さなかった。「完璧に捉えることができた」という打球は左

敗となり、単独最下位に転落。2013年7月24日以来、4272日ぶりの屈辱に、小久保監督は「ビックイニングがあると厳しい」と振り返った。開幕投手の有原航平が誤算だった。4回、先頭ネビンに死球を許すと制球を乱し、無死満塁から昨季途中までチームメートの野村大樹に右翼線への2点適時二塁打を許した。その後も

独最下位に転落した。ソフトバンクの小久保裕紀監督は守備面でのミスに対して猛省を促した。小久保監督が指摘したのは4回無死一塁の場面。セデーニョの中前への当たりを遊撃手の川瀬晃と二塁手の牧原大成がお見合いするような形に。安打となり、結果的に6得点のビッグイニングを許した。小久保監督は「お見合いみたいなプ

りに単独最下位に転落した。ソフトバンクの小久保裕紀監督はリチャード内野手の2軍降格を明言した。リチャードは開幕から「8番三塁」に座ったが、打率0割9分1厘に終わっていた。4日は7回に代打を送られていた。小久保監督は試合後、「リチャードは今日で終わりです。明日からファームに行ってもらいます」と語った。

もっと読む】ソフトB小久保監督が直面する問題…優勝候補筆頭でも、不安がないわけではない昨2日、主力の近藤健介（31）が腰椎椎間板ヘルニアの内視鏡手術を行った。復帰までは2、3カ月の見通しだという。日本ハム時代の2017年6月下旬にも腰の手術をし、9月下旬に一軍復帰。今回も順調なら、夏場には戻ってくる

本ハムに敗戦。再三のチャンスで得点できない展開が続いた。それでも小久保監督はと決して選手を責めかった。最初の得点圏は2回1死一、三塁。リチャードは北山亘基の直球を捉えるも、二塁正面への併殺打に倒れる。当たりの出ない状況が続く山川穂高も5回2死一、三塁で二ゴロに倒れるなど無安打。前夜2安打2打点の柳田

戦の復帰は絶望的となった。近藤は腰の張りを訴え、3月21日からのオープン戦最後の3連戦を欠場した。懸命の治療もあり、28日の開幕戦には2番右翼でスタメン出場した。29日も2試合連続でフル出場。30日はDHで先発し、9回に代走を送られて途中交代した。31日に出場選手登録を抹消されていた。小久保監督は4

ソフトバンクは２日の日本ハム戦（エスコン）に１―３で競り負けた。打線が相手を上回る７安打を放ちながら、わずか１点しか奪えず敗戦。最大のライバルと目されるファイターズとの今季最初の直接対決は１勝１敗の痛み分けに終わった。この試合、オフに現役ドラフトでソフトバンクから日本ハムへ移籍した吉田賢吾捕手（２４

うやくたどり着いた勝利のハイタッチで小久保監督の表情が緩んだ。「（中村）晃の1、2打席目で流れを持ってきてくれた」とうなずいた。開幕3連敗に加え、腰を痛めた近藤の長期離脱が決まった。小久保監督が頼ったのは、プロ18年目を迎えた中村だった。開幕前、今季は代打に専念する起用方針を伝えたが、この日の朝、宿

タッチでは笑顔でナインを出迎えた。リーダーは早くも決断を迫られていた。開幕前に右脇腹を痛めた栗原陵矢に続き、近藤健介が腰の手術のため長期離脱が必至。開幕3連敗中のチームに激震が走り、小久保監督は「チームがいきなり逆境を迎えている」と感じた。頼りにしたのは35歳のベテラン中村晃だった。今季に向けては二

陣を引っ張り、今季は小久保監督から1イニングを任せる「リリーフ6人衆」の一人にも選ばれました。今季初登板となった3月30日のロッテ戦では２／３回を2失点と悔しい結果に。それでも成長を続けている右腕が、マウンド上で意識していることなどを聞きました。（聞き手・構成＝大橋昂平） ―3年ぶりに開幕

を守れず、３試合連続の逆転負け。相手に献上した決勝点は、８回二死三塁で捕手・海野のプロテクターにボールが挟まっての進塁による生還だった（記録は暴投）。試合後、小久保監督は「何してもうまくいかない時は、こんなもんかなと思った」と息を吐くしかなかった。結果論だが、継投失敗で試合は暗転した。７回二死一、三

◆ウエスタン・リーグソフトバンク6―5オリックス（29日、タマスタ筑後）ソフトバンクの育成4年目、山本恵大外野手（25）の勢いが止まらない。2点ビハインドで迎えた9回1死二、三塁で代打出場。才木海翔の147キロの真っすぐを右中間へ運び同点となる走者一掃の三塁打を放った。「途中転びそうになりながら三塁

、10回に藤井皓哉が勝ち越し打を許した。小久保監督は試合後、「そうねえ…。あのホームラン、3ラン返しまでは良かったんだけどね」と言葉少なげ。再び同点に戻った6回から登板したロッテ2番手の高野に2回を完全に抑えられ、「6、7回の高野の時にランナーを出せなかったところ。多分ビハインドゲームのロング（のつ

星を喫した。試合後、小久保裕紀監督はロッテのドラフト1位ルーキー、西川史礁の好返球を試合のポイントに挙げた。1点リードの4回2死一、二塁。周東佑京の左前打で二走ジーター・ダウンズが本塁を突いたが、左翼の西川の好返球でタッチアウトとなった。小久保監督は「今日のポイントは西川の守備ですかね。あそこで2点

境」と胸中を明かした小久保監督。甲斐が巨人にＦＡ移籍し、不在となった正捕手争いについては「誰が正捕手を取るかというのは楽しみにしている部分。（海野、谷川原、渡辺の）３人の誰かが正捕手を取ってくれることを期待している」と若手の台頭を望んだ。扇の要をどうするかは、キャンプ前から注目され、指揮官は「早いう

届けたソフトバンクの小久保監督は、ロッテ吉井監督と並んで記者会見に出席した。「毎年のことだけど、期待と不安が入り交じった複雑な心境。無事に開幕戦を迎えられることに感謝している」と語った。就任1年目の昨季は敵地の京セラドーム大阪で開幕し、リーグ優勝への旅路が幕を開けた。今季は待望の本拠地での開幕戦。「

再考の末に「５番」に入るのは――。リーグ連覇を目指すソフトバンク・小久保裕紀監督（５３）の開幕オーダー撤回に注目が集まっている。当初、鷹の５番は栗原陵矢内野手（２８）一択だった。２０２５年型オーダーについて指揮官が「機能するかは栗原がポイント」と言及するほど、昨季の近藤に代わる新５番に命運を託してい

ソフトバンク・小久保裕紀監督（５３）がオープン戦最終戦となった２３日の広島戦（マツダ）後、若手外野陣に特大のカツを入れた。試合には３―１で勝利したが、２８日の開幕に向けたメンバーの振り分けを明かすうち、指揮官の言葉が熱を帯びた。「（正木は）あの数字でレギュラーはない。もう一回考えます」「これでスター

スタートとなることを小久保監督が２３日、明かした。柳町は昨年７３試合に出場し、打率２割６分９厘、４本塁打、４０打点。９月にはリーグ優勝を引き寄せる逆転サヨナラ打を放つなど、勝負強い打撃でチームに貢献した。しかし、今季のオープン戦では打率２割１分６厘、０本塁打、３打点と低迷。結果で首脳陣にアピールする

ベストな布陣で開幕に臨めそうだ。それでも小久保裕紀監督の表情は晴れない。「これでスタート、というのが見つからなかった」と理由を明かした。最終戦は栗原に代わる5番として期待した正木智也が第3打席まで凡退し、9回は送りバントを命じられた。打率も1割9分2厘まで下がり、小久保監督は「5番でチャレンジしたけ

◆オープン戦・ソフトバンク1―2広島（22日、みずほペイペイドーム）本拠地ラストのオープン戦で自慢のブルペン陣が上々の仕上がりぶりを披露した。9回に守護神のオスナが1死二、三塁のピンチを切り抜け、勝ちパターンの4投手がそろって無失点。小久保裕紀監督は「心配していない」と全幅の信頼を寄せた。5回は腰痛

、打撃ともに予定通りメニューを消化。小久保監督は「あとは守れるか」と実戦復帰にはやや慎重な姿勢を示した。だが海野本人は「全然大丈夫。いけます」と言い切り、前のめりに意欲を見せている。海野の復帰により、一軍の捕手陣は再び４人となった。小久保監督は「キャッチングとスローイング」「投手との信頼関係」を評価

1軍の野手は20人。小久保監督は「23日まで連れて行きます」と話し、オープン戦最終戦の23日の広島戦（マツダスタジアム）までは現在のメンバーで臨むようだ。昨季、開幕1軍野手は16人。基本的に捕手2人体制をとっていた。正捕手の甲斐拓也が抜けた今季については「キャッチャーは3人になるかな。（右太もも裏を

小久保裕紀監督が明かした。ここまで有原航平、リバン・モイネロ、大関友久、上沢直之、前田純の5投手が開幕ローテに確定した。開幕4カード目から必要となる6人目について小久保監督は「今の時点で抑える確率が高い方を選ぶ」と説明した。先発ローテを争っていた巨人から人的補償で加入の伊藤優輔については「（2軍降格

ことを明かした。井上はオープン戦11試合に出場し、打率2割1分7厘、0本塁打、0打点の成績だった。また川村友斗外野手が打席数確保のため、21日からのウエスタン・リーグくふうハヤテ戦に参加する。代わって育成の山本恵太外野手が広島とのオープン戦に参加する見込みで、小久保監督は「体験入学です」と説明した。

◆オープン戦・ソフトバンク1―2中日（19日、みずほペイペイドーム）機転の利かせた好リードで?相棒?の先発ローテ入りを後押しした。先発マスクをかぶったソフトバンクの渡邉陸捕手（24）は「うまくコミュニケーションを取れた。クリーンヒットもあまりなかった」と手応えを口にした。同い年の前田純（24）とのバ

た。オープン戦は3試合に登板して計15回を投げて2失点（自責1）、防御率0・60。小久保監督は「今日はあまり調子良くなかったですけどね。悪くてもゲームをつくれたのは評価できます」と、制球が定まらない中で踏ん張った投球内容を評した。その上で小久保監督は「どこかで入ります」と話し、育成出身の3年目左腕が

た前田純投手に及第点を与えた。オープン戦は3試合に登板して計15回を投げて2失点（自責1）、防御率0・60。開幕ローテーション入りを目指す左腕について、小久保監督は「今日はあまり調子良くなかったですけどね。悪くてもゲームをつくれたのは評価できます」と、制球が定まらない中で踏ん張った投球内容を評した。

強みを生かすために５番に近藤を固定。今季はその役割を栗原が担う予定だったが、栗原は右わき腹を痛めリハビリ組へ。それでも首脳陣は代役として正木を５番に起用。小久保監督は「２、３、４はおそらくこの形で（開幕戦も）いくと思う」と２番・近藤、３番・柳田、４番・山川の並びでシーズンに入っていく構想を語った。指

◆オープン戦・ソフトバンク5―0中日（18日、みずほペイペイドーム）圧巻のオープン戦初登板だった。満を持して先発マウンドに上がったリバン・モイネロが6回をパーフェクト。自己採点は「全体的には良かった。80点」と満点ではなかったが、最速151キロの直球を軸に6奪三振。本拠地のファンを沸かせた。ストライ

の証しにも聞こえた。小久保監督だ。この日の中日戦後のこと。先発したモイネロの投球を問われた指揮官は「見ての通り」と同じ言葉を二度も繰り返していた。そりゃ、そうだ。モイネロは6回を投げて走者を一人も許さない完全投球。6奪三振で、バットの芯で捉えられた打球もなかった。あのままシーズンのように投げ続けてい

組に合流したことを、小久保監督が１８日の試合前に明かした。栗原は１１日の巨人とのオープン戦（長崎）で、三塁ファウルゾーンの飛球を追いかけスライディングした際にフェンスに激突。右わき腹を痛め、担架で運ばれ途中交代した。１２日からは別メニューで調整を行っていたが、リハビリ組に合流。小久保監督は「開幕はお

トに挑む。19日の中日戦（みずほペイペイドーム）で先発予定。今春実戦5試合計15回で無失点。次回も好投すれば昨年9月29日にプロ初勝利を挙げたエスコンで自身の開幕を迎える可能性が極めて高くなる。前田純が6回無失点と好投した11日の巨人戦（長崎）後、小久保監督は「悩むも何もいいものはいい」と称えていた

ーム）ソフトバンクの小久保監督が、負傷交代した海野隆司捕手が3月28日のシーズン開幕に間に合わない見通しを示した。海野は7回、四球と捕逸で二塁に進み、1死一、二塁から牧原大成の左前打で三塁に進んだが、三塁に到達した後、右太もも裏に手を当て苦悶（くもん）の表情を浮かべた。そのままベンチへ下がると、代走

ソフトバンクの?ロマン砲?リチャード内野手（２５）が１２日の巨人とのオープン戦（みずほペイペイ）で待望の一発を放った。「７番・三塁」で先発出場し、６回にケラーが投じた甘いカーブを強振して左翼ホームランテラス席へ叩き込んだ。仕留める直前、顔付近への直球をよけて尻もちをついた。「腰の抜けたスイングだけは

元名物広報が見た】《小久保監督 #1》球団に異例の直談判…入団早々にチームのルールを変えさせた練習の虫昨11日、ソフトバンクの栗原陵矢（28）が巨人とのオープン戦で負傷退場を余儀なくされた。二回に三邪飛を全力で追い、スライディングで捕球を試みるも、フェンスに左膝から激突。患部を押さえ、苦悶の表情で立

が滑り込みながら捕球を試み、フェンスに激突した。手術歴のある左膝付近をぶつけたとみられ、立ち上がることができず、担架で運び出された。小久保監督は「試合中のけがなので防ぎようがない。（まだ）何も聞いていない」とだけ話した。栗原は2022年3月に外野守備で味方と交錯し、左膝前十字靱帯（じんたい）断裂の大

で搬送された。場面は二回無死二塁。中山が放ったファウルフライに対し、三塁・栗原が懸命に追ったがフェンスに激突。左膝を強く打ち、苦悶の表情を浮かべた。ベンチから小久保監督が心配そうに見つめたが、起き上がれず。グラウンド内に担架が搬送され、左膝を押さえながら乗った栗原。指揮官が交代を告げ、まさかの負傷交

田悠岐と並べた。試合後の小久保監督は「どれが一番しっくりくるか」。開幕まで複数パターンを試す中でも?好打順?に映ったことは間違いないだろう。初回1死から近藤が中前打で出塁。続く柳田が左翼線への二塁打を放つと、相手失策が重なり、一走の近藤はヘッドスライディングで先制のホームを陥れた。近藤は「2番という

◆オープン戦・ロッテ5―5ソフトバンク（9日、ZOZOマリン）ソフトバンクは8回に正木智也が同点の右前打を放ち、引き分けに持ち込んだ。28日からの開幕カードでぶつかるロッテに敵地で2勝1分け。右肩痛からの復活を目指す松本裕樹が3番手で6回に実戦2度目の登板。打者7人に対し、5安打4失点と打ち込まれ、

に同点として引き分けに持ち込んだ。この粘り、地力には「2025年型」のチーム作りを進める小久保監督も手応えを感じ取っているのではなかろうか。しかも、開幕カードで対戦するロッテを相手に今3連戦は2勝1分けと負けなかった。周東が守備中に交錯して倒れ込んだ時はヒヤリとしたが、大事には至ってないもようで、こ

ミスも目立ち、小久保裕紀監督は表情を引き締めた。小久保監督は「守備（のミス）もあったし、走塁でもセカンドから（一、二塁間の辺りで三塁へ）進塁できない場面もあった。（笹川）吉康の球際、柳町（達）のバンザイ（後逸で三塁打）、（右翼手と二塁手の）声の連携のところもあった。開幕までに修正しないといけないです

ソフトバンクは７日、ロッテとのオープン戦（ＺＯＺＯマリン）に３―２で逆転勝ちした。ロッテは開幕３連戦で激突する相手。加えて、この日の相手先発は開幕戦で対峙する小島和哉投手（２８）と、２８日のシーズン開幕を想定しての一戦だった。ホークスは２番から柳田悠岐外野手（３６）、近藤健介外野手（３１）、山川穂高

社で行われた激励会で小久保監督や選手たちに熱いメッセージを送った。壇上に立つと「去年は素晴らしいシーズン、優勝はやはり気持ちいいですね」と、あらためて４年ぶりのリーグ制覇をたたえた。だが、その一方で「日本一になれなかった。そこはちょっと悔しさが残ってますね。今年はこの胸のつかえをスカッと晴らしていた

番手の前田純は、ともに3回を投げて5奪三振と力投。小久保監督は「タイプは違うけど、2人ともいい真っすぐを投げていた」と高く評価した。先発の松本晴は、初回に3安打を許すなどで2失点。チームのみずほペイペイドームの初戦を託された意気込みもあり「この試合に懸ける思いが強くて、力が入った」と悔やんだ。2回以

ンスタートセレモニー」を開催し、小久保裕紀監督がファンにメッセージを伝えた。小久保監督は「約1か月、宮崎でトレーニングを積んでまいりました。昨年以上に選手たちのチーム内競争が激しく、投手、野手ともに数少ない枠を必死に取りにくる姿が印象的でした。チームスローガン『PS（ピース）』にもあるように、選手一

◆オープン戦・ソフトバンク3―4ヤクルト（4日、みずほペイペイドーム）ソフトバンクは今春のオープン戦の本拠地初戦でヤクルトに惜敗した。高卒2年目の前田悠伍が5番手で9回に登板し、1回を無失点。小久保裕紀監督は「（1軍は）今日までで、明日からファームにいってもらいます。開幕ローテ（候補）からは外れまし

クを受ける野村（奥は小久保監督）（撮影・中村太一）ウオーミングアップで笑顔を見せる上沢（撮影・星野楽）笑顔で練習する上沢（撮影・星野楽）キャッチボールをする上沢（撮影・星野楽）キャッチボールする上沢（撮影・星野楽）キャッチボールする前田悠（撮影・星野楽）キャッチボールする前田悠（撮影・星野楽）キャッ

を続けた中、有原、オスナといった面々はブルペンに入り、最後に１人で投球練習を行ったのが尾形だった。実戦を想定しながらカウントを設定し、直球や変化球を確かめながら投げ込み、その様子を小久保監督も１５分以上、ジッと見守った。そんな尾形は今キャンプでひたすらブルペンに足を運んだ。自分が投球しない日も、師匠

投手（28）が、1日の西武との練習試合に登板し、1イニングを投げて内野安打による1安打無失点に抑えた。直球の最速は152キロをマーク。右肩痛から復活を期す松本裕樹投手（28）もライブBP（実戦形式の打撃練習）で元気な姿を見せるなど、小久保監督が「6人衆」と期待するブルペンの顔ぶれが勢ぞろいしてきた。

ン投球だったが、見守った小久保監督が「（他の投手と）レベルが違いすぎる。あれでまだ全力じゃないからね」と思わず笑みを浮かべるほどだ。打席に立った山川も、モイネロの球の質に目を丸くしていた。「とにかく速い。ブルペン（の投球）はもともと速く感じるけど、軽く投げているのに速く感じた。カーター（スチュワート

る倉野コーチ（右）と小久保監督（撮影・栗木一考）Ａ組で練習する石見（撮影・栗木一考）石見（左）の打撃練習を見つめる山川（撮影・栗木一考）打撃練習する石見（撮影・栗木一考）打撃練習する石見（撮影・栗木一考）ブルペンでキャッチングについて話すオスナ（左端）と海野（撮影・軸丸雅訓）ブルペンで投げ込むオスナ

真内野手（１８・愛工大名電）が途中出場ながら２打席連続タイムリーをマークし、小久保監督を「衝撃的でしたね。最近にない感じがしました」とうならせた。石見は六回の守備から出場。七回無死一塁の最初の打席で左中間突破の適時三塁打を放つと、八回の無死一、三塁でもフルカウントからセンター前へしぶとく運ぶ適時打と

ソフトバンクは２６日に韓国・ロッテとの練習試合（宮崎アイビー）を行い、１―６で惨敗を喫した。試合後の小久保裕紀監督（５３）は、開幕一軍へ当落線上で争う若手選手たちに苦言を呈した。打線に元気がなかった。チームは散発４安打で、得点は井上のソロ本塁打のみ。その井上についても指揮官は「あまり状態は良くない」

◆球春みやざき・ソフトバンク9―0韓国斗山（27日、宮崎アイビー）ソフトバンクの佐藤直樹外野手（26）が、またしても強肩でアピールに成功した。4回に川村友斗の代走で出場すると、すかさず二盗に成功。5回には中堅の守備で圧巻のプレーを見せた。無死二塁から7番打者の中前打に猛チャージをかけると、懸命のバッ

ン戦初登板となった。本格的なサバイバルが始まるのは今後の実戦とあって、小久保監督は「どうですかね。今日だけじゃちょっと分からないです」と話すにとどめた。巨人から人的補償で加入した伊藤は先発で2回を6安打3失点。最速144キロだった右腕は「少し慎重になりすぎた。カウントを悪くして甘い球を捉えられた。も

好投した上沢直之投手について、小久保監督が開幕ローテ入りへ前向きなコメントをした。「競争の立場に変わりはないけど、ブルペンや今の状態を見ていれば、順位的には入ってきてもおかしくないですよね」持ち前の制球力を生かして２３球と少ない球数で６つのアウトをとった。ただ、上沢は最速１４０キロだった直球に「１４

◆オープン戦・ソフトバンク７―０オリックス（22日、宮崎アイビー）小久保裕紀監督2年目のソフトバンクが１２安打７得点の猛攻で今年の対外試合初戦に快勝した。初回、遊撃を争うジーター・ダウンズの先頭打者弾で先制。3回には3番に入った栗原陵矢の適時打などで2点を加えた。その後も着々と加点。栗原に加え、笹川

フトバンクの今宮健太（33）が18日、キャンプを離脱。13日に左ふくはらぎを痛めて別メニュー調整をしていたが、回復具合が思わしくなかったため、今後は筑後のリハビリ組に合流する。小久保監督は「開幕に間に合うかわからない」と話しており、いずれも遊撃候補のドラ2ルーキー庄子雄大（22=神奈川大）と2年目の

撃コーチとして支えた小久保監督に強い影響を受けています」侍ジャパンの稲葉篤紀新監督（４５）について、球界ＯＢがこう言う。去る１４日に大学日本代表を視察し、代表監督として始動した稲葉監督は就任会見で「小久保監督の築いたものを継承していいチームをつくりたい」と話していた。「すでに、“先輩監督”から直接、

貢献し、「ラッキーボーイ」としてチームを牽引した。「最初はこんなに試合に出られると思っていなかったので、試合に出させてもらって経験させてもらったこと。小久保監督に『好きにやっていいぞ』と言われ、開き直れたというか……。自信？まだまだですけど、多少はあるかもしれませんね。知名度？まだまだですけど、巨人

れた宮崎での合宿中、小久保監督主催の食事会が開かれ、首脳陣と選手、裏方で焼き肉を囲んだ。平田良介（２９・中日）がその日のことを話してくれた。「キク（菊池）、（坂本）勇人、（中田）翔、（山田）哲人たちと同じテーブルでワイワイ盛り上がりました。小久保監督はお酒を持って各テーブルを回った。僕らのところでは

任者が必要不可欠だ」小久保監督の後任人事を進める侍ジャパンにこんな声が上がっている。先のＷＢＣで準決勝敗退に終わった侍ジャパンは今、プロアマ合同の侍ジャパン強化委員会が中心となり、第１回ＷＢＣ監督の王貞治氏（７６）ら歴代代表監督から順次ヒアリングを行っている。「全世代の侍ジャパンに対する強化・支援体

４回ＷＢＣ日本代表の小久保監督が２５日、ソフトバンク対広島戦前にヤフオクドームを訪れた。「退任のあいさつと、選手を代表に出してもらったお礼を言うためです」と説明し、工藤監督や緒方監督らと談笑。多くの関係者からもねぎらわれ、穏やかな表情で応えていた。代表だった武田を気にかけているようで「登板が少なくな

訪れた。広島戦前の練習中にソフトバンク・工藤監督、広島・緒方監督に選手招集への協力に対してお礼。小久保監督は「監督がいらっしゃっているので直接、お礼をと思った」と来場の目的を説明した。すでに任期満了による監督退任を表明している小久保監督は、時折り笑顔を見せるなどプレッシャーから解放された様子だった。

敗退した侍ジャパンの小久保監督が帰国後、都内で退任会見。「素晴らしい選手たちと一緒に戦えたことは人生の宝物」と優等生発言に終始した。しかし、腹の中は穏やかではなかったはずだ。１３年１０月に日本代表の指揮官に就任した小久保監督は指導者経験がなく、当初から「雑音」が多かった。今大会、メジャー組が軒並み出

がったのではないか。小久保監督が投打の中心として考えていた日本ハムの大谷翔平（２２）のことだ。痛めた右足首の回復が遅れて代表を辞退した二刀流は、２大会ぶりの優勝を目指す侍ジャパンにとって大きな痛手とみられた。しかし、チームは１次、２次ラウンドとも無敗で勝ち抜き、４大会連続の準決勝進出。この日の米国戦

に敗戦後、日本代表の小久保監督（４５）は「これで任期満了です」と発言、退任の意向を表明した。日本としては初となる、予選ラウンド無傷の６戦全勝で準決勝に進出。ＮＰＢ内部からは、「手腕を疑問視する声が多方面から出ていたのは承知しているが、この結果は立派。小久保ジャパンの成否については予選の戦いを踏まえて

イスを聞き、特に千賀は昨年１１月の強化試合であれだけ手に付かなかったボールを、完全に克服した。ある選手はＮＰＢから支給されたボールだけでは足りず、球団を通じて追加購入した。１試合平均失点は、同じく準決勝で敗退した前回大会の３・８６を下回る３・４３。大会が進むごとに、各選手の制球は高まった。小久保監督

第４回ＷＢＣの準決勝で米国に敗れた侍ジャパン・小久保裕紀監督（４５）が２３日、米国からチャーター機で帰国し、都内のホテルで会見した。終始すがすがしい表情で質問に答えた指揮官。２大会ぶりの世界一はつかみ取ることが出来なかったが、激闘を戦い抜いたナインに対して「侍ジャパンのユニホームに袖を通して、球界を

で取材に応じ、「監督以下、選手のみなさんは本当に頑張ってくれた。胸を張って帰ってきてほしい。小久保監督が一番大変だったと思うが、一戦一戦、戦うごとにいい野球をやってくれた」と小久保監督の采配などを評価した。準決勝は１点差での惜敗となっただけに「決勝リーグになるとお互いに投手が予想以上の投球をして、も

敗退した侍ジャパン・小久保監督は試合後の会見で退任する意向を示した。進退について「この大会に向けてということで受けさせてもらったので、これで契約は満了ということです」と語った。１３年１０月に監督に就任してから今大会での世界一奪還を目標に掲げてきた。１次ラウンドから６戦全勝で勝ち上がってきたが、前回大

【ロサンゼルス（米カリフォルニア州）石田泰隆】第４回ＷＢＣ日本代表の小久保裕紀監督（４５）が、打倒米国へ「先手必勝」を掲げた。準決勝を翌日に控えた２０日（日本時間２１日）は当地のドジャースタジアムで最終調整。約２時間の練習を見守った「侍の将」は勝利への条件として、先制して主導権を握ることを強調。東京

年連続セ界の盗塁王でもある。これまで通り、準決勝でも「１番・ＤＨ」での先発が濃厚で「僕の持ち味はスピード。後ろには打ってくれる人がたくさんいますし、塁に出れば積極的に次の塁を狙っていきたいと思います」と力を込めた。米国戦の戦略について、小久保監督は「足は使わないといけない。そういう指示は出してます」

侍ジャパンの小久保監督があらためて、米国との準決勝に闘志を燃やした。前日１８日（日本時間１９日）のカブス戦後は対戦相手が決定していなかったこともあり「どこが来ても強い」と話すにとどめていたが、正式に米国との対戦が決定したことを受け、「完全アウェーの『ＵＳＡコール』の中で試合できることを、逆に幸せに感

侍ジャパンの小久保裕紀監督（４５）が２０日（日本時間２１日）、米大リーグのドジャー・スタジアム内でＷＢＣ準決勝の前日会見を行った。米国戦の先発投手については「菅野でいきます。伝えたのは成田空港での待合室。今日本で選んでいる中で一番いい投手というところで、彼に託そうと思います」と明かした。メジャーリー

野球日本代表「侍ジャパン」の小久保裕紀監督（４５）が２０日（日本時間２１日）、準決勝の試合会場となる米大リーグ・ドジャー・スタジアム内で公式会見に臨んだ。２１日の米国戦を前に、菅野智之投手（２７）＝巨人＝の先発を明言。「あすは菅野でいきます」とし、「伝えたのは（米国に出発する）成田空港の待合室です」

加せず、宿舎で静養。小久保監督は「時差もあるし、長距離、長時間フライトでの移動もあったし」と気遣った。米国入り後の初練習となった１７日（日本時間１８日）は気温２８度を超える暑さの中、フリー打撃で快音を響かせていた。「役割は分かっている。集中力も極限まで高めて打席に立ちたい」との意気込みが空回りする格

のある選手が多い気がする」。ばりばりのメジャーリーガーで編成される強敵について、小久保監督は率直な印象を口にした。米国との対戦は２連覇を飾った２００９年の第２回大会の準決勝以来。戦績は１勝１敗の五分だ。「（Ｆ組で４強を争った）米国もドミニカ共和国も本気度が過去の大会に比べると（高い）。プエルトリコも

【アリゾナ州メサ発】第４回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で世界一奪回を目指す侍ジャパンは１８日（日本時間１９日）、昨年のワールドシリーズ覇者カブスと練習試合を行った。菊池涼介内野手（２７＝広島）が初回、カ軍先発のメジャー１７６勝右腕ラッキーから先制ソロを放ち、４番・筒香嘉智外野手（２５

第４回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の１次、２次リーグを６連勝で突破し、２１日（日本時間２２日）の準決勝（ロサンゼルス）に臨む日本代表は１７日（同１８日）、アリゾナ州グレンデールにあるドジャースのキャンプ施設で渡米後初となる全体練習を約２時間行い、調整した。小久保裕紀監督は１８日（同１

羽田空港を出発した。小久保監督が「非常に難しい」と位置付けた準決勝の翌日に決勝が控えるため、「投手の起用法が勝敗を分ける」ともいわれている。１次、２次ラウンドとは選手のレベルがまったく違う。決勝トーナメントでは、３０球以上投げた投手は決勝で登板することができなくなる。投手陣をうまくリードする「女房」

も含めてボロクソだ。小久保監督は１４日のキューバ戦の八回１死一、三塁の好機に、今大会ラッキーボーイの小林に代えて、内川を代打に送った。結果は犠飛で得点したが、併殺で、しかも試合を落としていたらどうなっていたか。過去の大会でも指揮官のベンチワークが幾度となく俎上に載った。連覇した０９年は、負ければ大ス

２１～２３日・米ロサンゼルス）進出を決めた。「厳しい戦いが１次、２次ラウンドと続き、連日の大歓声の後押しで選手は勇気づけられ米国へ行くことになりました。選手を褒めてやってください」試合後、小久保監督は興奮を抑えてこう言った。大会前は「史上最弱」ともいわれた今回の代表チーム。勝ち進むごとに小久保監督へ

。一番大きいのは自信。もともと、肩はズバぬけて強い。巨人でも正捕手としてどっしり座ってくれればＷＢＣ効果です」巨人ＯＢの評論家・高橋善正氏がこう目を細めるのが、日本代表の小久保監督が「ラッキーボーイ」と呼ぶ正捕手の小林誠司（２７）だ。昨季はセ・リーグ最下位の打率．２０４ながら、この試合の前まで全５試

ゼロに抑えることができて良かった」と汗を拭った。登板を言い渡されたのは３日前。代表では「中継ぎ」と小久保監督に言われていたため、今年になって先発の調整を行っていない不安を口にしていた。それでも１５０キロを超える直球と武器の「お化けフォーク」を駆使して危なげない投球。小久保監督は「先発を言い渡したのも

に応じ、準決勝での勝利を優先して先発投手を決めることを示唆。準決勝は菅野智之投手（２７）の先発が濃厚となり、エース右腕で世界一奪還への最難関を突破する。チームはこの日、米国へ出発した。激戦、激戦の連続で、並み居る強国を倒して６戦全勝での準決勝進出を決めた侍ジャパン。ただ、一夜明けの小久保監督は「ゆっ

。小久保裕紀監督（４５）は、難敵撃破のポイントを「名前負けしないこと」と強調し、準決勝に全精力を注ぐ考えを示した。息をつく余裕はない。１次リーグから６連勝で準決勝進出を決めてから一夜明け、決戦の地、米国への出発を前に、小久保監督が心境を明かした。「（前夜は）ゆっくり眠れるかと思ったけど、浅かった。次

１死二、三塁で自身の二ゴロの間に１点差とし、続く筒香が同点打。八回には内川の犠飛などで３点を奪い、そのまま逃げ切った。これで１次ラウンドから５連勝。米国で行われる準決勝進出に大きく近づいた日本代表を陰で牽引しているのは、小久保監督でも４番の筒香でもなく青木だ。大阪の強化試合からチームに合流した青木は

回を被安打１の無失点に抑える完璧な投球。中継ぎから急きょスターターに抜てきされた育成出身右腕が大役を果たした。小久保監督の信頼も高く、米ロサンゼルスで行われる準決勝以降の先発候補にも浮上しそうだ。なお、オランダが２位で準決勝に進出した。■計９回“完封”魂のバックスピンが空気を焼いた。５回２死。外角高

勝進出を決めた。予選リーグ全勝での４強入りは初。小久保監督はまず、「厳しい戦いが１次ラウンド、２次ラウンドと続いたが、連日の大歓声が後押ししていただき、選手も勇気づけられ、アメリカに行くことになりました。ありがとうごございます」とスタンドへ向かい感謝。６連勝については、「勝ったらその日のことは忘れて

京ドーム）日本代表・小久保監督の試合後のコメント率直に厳しい戦いが１次ラウンド、２次ラウンドで続きましたが、連日の大歓声に後押ししていただき、選手も勇気づけられて、（準決勝の）アメリカに行くことが出来ました。（６連勝には）厳しい戦いでしたが、勝ったらその日のことを忘れて、次の日に集中して、選手が一丸

点だったが、日本は六回に筒香の先制ソロを口火に一挙５点を挙げ、八回にも３点を追加するなど先発全員安打でイスラエルに快勝した。日本はＥ組１位となり、米ロサンゼルスで現地時間２１日（日本時間２２日）に行われる準決勝でＦ組２位と対戦する。小久保監督は「厳しい戦いが１次ラウンド、２次ラウンドと続きましたけど

を決めた侍ジャパンの小久保監督は「厳しい戦いが１次ラウンド、２次ラウンドと続きましたけど、連日の大歓声に後押ししていただきました」とファンに感謝した。キーマンとして挙げたのは５回無失点と好投した先発の千賀（ソフトバンク）と６回に先制弾を放った筒香（ＤｅＮＡ）。「千賀がよく投げましたし、ゲームが動かな

ドーム）侍ジャパンの小久保監督は覚悟を決めて代打を告げ、内川もまた、覚悟を決めて打席に入った。５―５の８回１死一、三塁。３番手ラエラの外角ボール球のスライダーに、目いっぱい手を伸ばし食らいついた。高々と舞い上がった打球は右翼ファウルゾーンへ。飛距離は十分。「捕ってくれ！と思った」。願いは届き、これが

京ドーム）日本代表・小久保監督の試合後コメント―２度目のキューバ戦も勝利を収めた。「同じチームとの対戦は正直、やりにくさを感じました。１次Ｒより振りが鋭かった。特にキャッチャー（３安打のアラルコン）がポイントでした」―山田をオランダ戦の７番から１番に戻した。「（オランダ戦は）バンデンハークに対しての

東京ドーム）先発が、千賀滉大投手（２４＝ソフトバンク）決まった。ここまで中継ぎを務めてきたが、小久保監督はキューバ戦後に「千賀でいきます」とキッパリ。イスラエルも守護神ザイドを先発に起用するなど、お互いに総力戦となりそうだ。右腕は「しっかりやりたい。腕を振って投げるだけです」と静かに闘志を燃やした。

るが一人一人全力で抑え、後ろにつなぐ」。短い言葉に決意を込めた“育成の星”は静かに闘志を燃やした。ＷＢＣ初出場ながら、結果を積み上げ、小久保監督の信頼を揺るぎないものにした。第２先発の位置付けで今大会に突入。１次リーグのオーストラリア戦は２回を無失点の４奪三振で勝利投手になると、２次リーグのオランダ

時打を放っている小林（巨人）に代わって出場した内川（ソフトバンク）が決勝の右犠飛を放った。小久保監督が「ここが勝負だと思って勇気を持って代打の切り札を出しました」と言えば、打席に立った内川も「いつも以上に緊張して（打席に）入りました」と振り返った。「（小林）誠司が２本ヒット打っていましたので、監督も

次ラウンドからの連勝を５として、準決勝進出へ大きな１勝を挙げた。激戦を終えた小久保監督は、「オランダ戦に引き続き非常に苦しいゲームでしたけど、打線が踏ん張って逆転してよかったです。（３度追いついて引き離したが？）菅野が４失点したんですけど、４番の筒号もさすがのタイムリー。山田哲人のホームラン。内川選

奮闘。１番に戻った山田（ヤクルト）が先頭＆ダメ押しの２本塁打。４番・筒香（ＤｅＮＡ）が３安打２打点の活躍で、１次リーグから無傷の５連勝を飾った。小久保監督は「オランダ戦（１２日）に引き続き、非常に厳しいゲームでしたけど、打線が粘って逆転してよかったです」と喜んだ。まずは初回、先頭の山田が左翼越えにソ

いう執念だけだった」小久保監督は目を真っ赤に腫らしながら、何度も「執念」と強調した。１２日の第２ラウンド初戦のオランダ戦。日本は延長十一回タイブレークの末、８-６で勝利し、決勝ラウンド進出に一歩近づいた。１次ラウンドでキューバ、オーストラリア、中国に３連勝して臨んだこの日の一戦、指揮官は動いた。１次

に勢いをつけた。先発の菅野（巨人）が三者凡退に抑えて迎えた１回裏、カウント２ボール１ストライクからの１４０キロカットボールを叩くと、滞空時間の長い一発が左翼スタンド中段へと舞い降りた。ここまで４試合で打率・１７６と苦しんでいたが、３試合ぶりに１番に復帰させた小久保監督の期待に応えた。中田、筒香の主砲

る中で、侍ジャパン・小久保監督が１点リードの９回を託したのは則本だった。「きょうはこういう展開（総力継投）になったら則本で行こうと。それ以上の理由はありません。もう執念です。オランダ打線はものすごい破壊力だった」相手打線の流れを止めるために千賀ではなく、４回の２番手にベテラン平野を送り、試合を落ち着

時計の針は、午前０時を回ろうとしていた。４時間４６分の死闘。米国での決勝トーナメント進出へ、必勝を期した初戦は大会規定でもある延長１１回からのタイブレーク方式で決着した。無死一、二塁からスタートする攻撃。途中出場の鈴木が送りバントを決めて１死二、三塁とすると、中田が左前へ２点適時打。その裏の守りを１

弱気は最大の敵-。侍ジャパンの小久保裕紀監督（４５）がバッテリー陣に対し、強気のリードを求めた。１１日、東京ドームでの全体練習後、２次Ｌ初戦であたるオランダ戦への対策を問われた指揮官は「やっぱり攻めないと。いくらビッグネーム（の選手がいる）とはいえ、一番は攻める気持ちを失わないこと。攻める気持ちがな

そこに関しては何も言えない」。初回２死三塁を切り抜けた後、通達されたという。前日に小久保監督が口にした「６５球マックス、４回いってほしい」とのプランとは異なっていた。３回、四球後に直球を連打され、中国に今大会初得点を許した。２死無走者からの悔しい失点。権藤投手コーチから小林に直球主体の指示が出ていた

「小久保監督は何で炭谷に先発マスクをかぶらせないのか」８日のオーストラリア戦、小久保監督は先発の菅野（巨人）を除いて、勝利した前日のキューバ戦と同じスタメンで臨んだのだが、この日も９番・捕手で起用された小林（巨人）のスタメン起用に、ネット裏では疑問の声が出始めている。小林は合宿中、送球の際にＷＢＣ球

トラリアを下した後、小久保監督は「イスラエルの試合は初戦をテレビで見て、ひょっとしたらかなり手ごわいと思っていた。そのまま上がってきた感じ。オランダはもともと上がってくると予想していたので予想通りですね」と語った。日本の長年のライバル、韓国は２大会連続で１次リーグ敗退が決定。２０１５年秋のプレミア１

勝ちした侍ジャパン・小久保監督は試合後、「苦しいゲームでしたが、勝てて良かったです。（豪州は）強化試合と違ってスイングスピード速かった。菅野が５回（途中）まで投げてくれた。投手力で勝てたと思います。岡田も（５回１死満塁）ゲッツーで流れを変えてくれた」と話した。打線では「中田の本塁打が全てです。素晴ら

チームを勝利に導いた小林誠司捕手（２７）を絶賛した。小久保監督が試合のポイントとして挙げたのは、５回の守備。１死一、二塁で菅野からバトンを受けた２番手の岡田がストレートの四球で満塁。次打者にも２ボールとなり登板初球から計６連続ボールとなった。ここで小林がタイムを取ってマウンドに駆け寄り激励。直後のど

アーチで勝ち越し。８回に筒香の２戦連発となる２ランで４―１と開幕２連勝を飾った。試合後、小久保監督は「苦しいゲームだったので勝ててよかった。ありがとうございました」とファンにあいさつした。５回には先発の菅野に代わり２番手で岡田が登板。１死満塁のピンチを招くが、併殺でピンチを切り抜けた。「１死満塁の苦

キューバは１勝５敗１分け。手の内を明かさないために「寝たふり」しているという見方もあるが、前日の小久保監督は「独特の緊張感があるので、厳しい戦いになると思う。初戦なんとかいい形でスタートを切れれば乗っていけるのではないか」と言った。■自身にイチローを重ね今大会の日本代表が乗っていけるかどうかは、キュ

に白星発進。しかし、小久保監督は「きょうのことは終わり。また明日」と気を引き締め直した。球場入り後、全選手、スタッフを選手サロンに集め、先発メンバーを発表した。独特の緊張感と高揚感に包まれる中、小久保監督は「成功を得るには三つの法則がある」と切り出した。「天によって３月７日が初戦と決められた。オフか

ドーム）侍ジャパン・小久保監督の試合後のコメント「独特の緊張感でスタートしたけれど、初回の菊池の（守備の）プレーが大きかったですね。緊張するのでその中で冷静になれるように選手には話しました。打線が爆発？８番の松田も良く（走者を）返してくれたけれど、青木のセンターのやつもそうだし、守りでいいプレーがあ

識で打席に入った」。小久保監督も「打線に関しては本戦でもそう点は取れない。つないでつないでやっていきたい。誠也に一本出たのは大きい。チーム一丸となって７日を迎えたい」と目を細めた。発熱のため、台湾選抜戦２試合を欠場したが、３日の阪神戦から復帰。これが今年の代表初安打だった。本番前最後の強化試合で本領

び込む２ランを放ち、小久保監督の期待に応えた。日本は一回、１番・山田が二飛、２番・菊池が三振で倒れたが、米大リーグ、アストロズの青木が左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、筒香が続いた。カウント２－１で迎えた４球目を右前に運び、１点を先制。「１回表の菊池さんのプレーや、青木さんのバッティングが作ってくれた

は「投手力の高さです」と即答。続けて「投手力を前面に出して戦いたい。勝ち上がっていくには、そこしかない」とまで言い切った。大会連覇を成し遂げた第１、２回大会は、上原や松坂、ダルビッシュといった絶対的な力を誇る投手を擁した。それに比べれば確実に「投手力」は落ちるが、小久保監督の信頼は揺るがない。「投手

あっという間。だから一試合一試合、集中してやるべきことをやらないといけない」と気合を入れた。またキューバ戦の三塁スタメンについて、小久保監督は「松田か田中か。独特の緊張感でスタートするから、慣れた（本職の）松田がいいのか。一晩考えます」と熟考を重ねる方針だ。＝2017/03/07付 西日本スポーツ＝

抑えたい。いい打者はいっぱいいるけど」キャッチボールなどで最終調整を終えた。１日の壮行試合・台湾プロ選抜戦（ヤフオクドーム）で３回１失点。決め球のシンカーなど変化球の精度に手応えをつかみ、６三振を奪った。小久保監督は「あのひょうひょうさが出てほしい。そういう投球スタイルも踏まえて開幕投手にした」と、