った。５カード連続の勝ち越しで借金を完済し、勢いそのままに乗り込んだ北海道で鷹が強さを取り戻した。序盤の劣勢をはね返す会心のゲームだった。５回に牧原大の２点打で追いつき、６回に１０年目の川瀬が放ったプロ初アーチが試合を決め、大黒柱・モイネロも７回２失点の力投で開幕から無傷の５連勝。試合後の小久保監督

失点で2敗目を喫した。3回までは完全投球。2―0の5回は牧原大に同点打を浴び、6回は昨季被打率・368だった川瀬に痛恨の決勝ソロを被弾し「感覚は良かったけど、詰めの甘さが出た」と反省した。新庄監督は「去年から川瀬君は伊藤君に合っている。注意しないといけない打者」と警戒。チームとしても5月は初連敗だ。

勝ちを収めた。最後は牧原大の一打で決着をつけ、最大で「７」あった借金を完済して勝率５割に復帰。小久保裕紀監督（５３）は「こういう試合をいかに勝ちにつなげていくかは大事」とロースコアで制した接戦に納得顔だった。劇的勝利の裏には一人の若鷹の?つなぎ?があった。それが１２回一死一、二塁から代打で起用された

（指）レイエス、２（左）郡司、３（三）清宮幸、４（一）野村、５（右）万波、６（中）松本剛、７（二）山縣、８（捕）伏見、９（遊）水野、▽投＝伊藤【ソフトバンク】１（二）川瀬、２（左）緒方、３（三）栗原、４（一）山川、５（指）中村、６（遊）今宮、７（右）柳町、８（捕）海野、９（中）牧原大、▽投＝モイネロ

フトバンク】１（中）牧原大、２（遊）今宮、３（三）栗原、４（指）山川、５（一）中村、６（左）石塚、７（右）柳町、８（二）広荑隆、９（捕）海野、▽投＝有原【楽天】１（二）小深田、２（三）村林、３（一）浅村、４（指）鈴木大、５（左）阿部、６（右）渡辺佳、７（遊）宗山、８（捕）太田、９（中）

昨年は4連敗が最長で、小久保政権下では初の5連敗となった。3回に連打と投犠打で1死二、三塁のチャンスを作るも、緒方、今宮が2者連続空振り三振に倒れた。5回も先頭の広瀬が二塁打で出塁したが、牧原大が空振り三振、海野は左飛、佐藤直が空振り三振に終わった。その後も隅田を攻めあぐね、チームは5連敗を喫した。

、勝率５割復帰となった。今季は開幕７戦でわずか１勝と、苦しいスタートとなったが、きっちりと巻き返してきた。三回に２番佐藤直の適時打で先制すると、四回には牧原大、周東の連続適時打、五回には広瀬の１号２ランなどで加点した。投げては先発の大関が７回９８球２安打無失点８奪三振の好投で今季初勝利をマークした。

）周東、２（遊）川瀬、３（指）柳田、４（一）山川、５（左）正木、６（右）柳町、７（三）広荑隆、８（捕）海野、９（二）牧原大、▽投＝有原【ロッテ】１（右）藤原、２（二）藤岡、３（中）高部、４（指）ポランコ、５（捕）佐藤、６（一）ソト、７（三）上田、８（左）西川、９（遊）小川、▽投＝石川柊

・エスピノーザが来日最多タイの１１８球で７回４安打１失点だった。二回１死満塁のピンチから牧原大の遊ゴロの間に１点を先制されたものの中盤からナックルカーブなどを織り交ぜた投球が光った。七回は柳町、渡辺、牧原大を３者連続三振で封じ込んだ。打線は急性腰痛症でスタメンから外れていた紅林が３日・ロッテ戦以来の

手前）の動きを見つめるダウンズ（左）（撮影・星野楽）談笑する今宮（左）と小久保監督（撮影・星野楽）ティー打撃をする周東（撮影・星野楽）打撃練習で快音を響かせる柳田（撮影・永田浩）練習中、明るい表情を見せる牧原大（撮影・永田浩）練習中、明るい表情を見せる柳町（撮影・永田浩）野手からの送球を受ける小久保

ードに広げ、なおも無死一、二塁のチャンスで牧原大成には送りバントのサインが出たが、2球続けて空振りすると、二走柳町達が飛び出し、三塁でタッチアウト（記録は盗塁死）。牧原大も空振り三振に倒れ、2死二塁と変わった。ここで周東は嫌な流れを断ち切る右翼越え適時三塁打を放った。周東は「少し流れが変わりそうな状

試合前、守備練習する牧原大（撮影・穴井友梨）９回、最後を締めた大山（撮影・穴井友梨）広島に勝利し、グラウンドに一礼する上沢（撮影・穴井友梨）４回２死、空振り三振に倒れた正木（撮影・穴井友梨）広島に勝利し、タッチを交わすソフトバンクナイン（撮影・穴井友梨）９回１死二塁、右前打を放つ代打渡辺（撮影・穴井

ていたソフトバンクの牧原大成内野手（32）が9日ぶりに出場した。復帰後初打席で早速安打を放ち、順調な回復ぶりをアピールした。6回の守備から途中出場。7回1死一、二塁の第1打席では日本ハム・池田輶英のフォークを左前に運んだ。二塁のポジションを争うジーター・ダウンズがオープン戦で打率3割4