岡崎真
2019/04/14
【岡崎真の目】意気込み過ぎた?紀平の珍しい失敗
◇フィギュアスケート世界国別対抗戦最終日(2019年4月13日福岡市・マリンメッセ福岡)紀平のトリプルアクセル(3A)は少し意気込みすぎたのか、跳ぶ瞬間に円の中に入り込んでしまい、遠心力に負けて逆に外にはじき出されるような感じになってしまった。その後は立ち直ったように見えたが、2連続3回転の第2ジャ2019/04/14スポーツニッポン詳しく見る
2019/02/11
【岡崎真の目】素晴らしかった宇野の演技 足さえ治れば世界選手権Vも狙える
◇フィギュアスケート四大陸選手権第3日(2019年2月9日米カリフォルニア州アナハイム)宇野の演技は見ていて鳥肌が立つほど素晴らしかった。SPでは難度をぐんと下げて臨んだにもかかわらずミスが出て出遅れた。フリーでも足の状態が心配だったが、曲の盛り上がりに合わせてどんどんスピード感も上がり、最後まで流2019/02/11スポーツニッポン詳しく見る
2018/12/25
【岡崎真の目】宇野 技術的にも精神的にも底が一つ上がった
◇フィギュアスケート全日本選手権最終日(2018年12月24日大阪・東和薬品ラクタブドーム)前半は宇野らしくないジャンプが3本続いたが、回転不足があったわけではなく、とりあえずGOE(出来栄え評価)のマイナスだけで収めた。中盤あたりからは本来の動きに戻った。右足を痛めていた影響でSPの後はほとんど練2018/12/25スポーツニッポン詳しく見る
2018/12/08
【岡崎真の目】05年真央以来の制覇へ 紀平に不安要素見当たらない
◇フィギュアスケートGPファイナル第1日(2018年12月6日カナダ・バンクーバー)紀平の演技は素晴らしかった。冒頭のトリプルアクセル(3A)はほんの少しだけ体の軸が外側に外れたが、高さといい、降りた後の流れといい、ほぼパーフェクトと言っていい出来だった。続く連続ジャンプと3回転ルッツも全く問題なか2018/12/08スポーツニッポン詳しく見る
2018/11/18
【岡崎真が見た羽生Vの要因】急きょ構成変更も見事だった冒頭の2つのジャンプ
月17日モスクワ)【岡崎真が見た羽生Vの要因】五輪の時のようにケガをしてから本番まで時間があれば、構成を変えてミスした時にどうすればいいかの詳細なシミュレーションが可能だが、今回はあまりにも時間が短すぎた。2本目の4回転トーループは本来はトリプルアクセル(3A)につなげるところだが、ステップアウトの2018/11/18スポーツニッポン詳しく見る
2018/09/24
【岡崎真の目】羽生 プログラム慣れれば問題ない、演技時間短縮で密度濃く
◇フィギュアスケートオータム・クラシック最終日(2018年9月22日カナダ・オークビル)羽生は全体的にはテンポよくこなしていたし、気づいたらあっという間に終わっているような感じだった。ただ、ショートに比べるとフリーはまだこなしきれていないのかなという印象も受けた。冒頭の2つのジャンプは素晴らしかった2018/09/24スポーツニッポン詳しく見る
2018/03/23
【岡崎真の目】宮原 フリーでもやるべきことやればメダルに届く
◇フィギュアスケート世界選手権第1日(2018年3月21日イタリア・ミラノ)宮原は最大の目標だった五輪が終わったばかりで気持ちの面が少し不安だったが、そんな心配は無用だった。冒頭の3回転の連続ジャンプは最初のルッツで少し詰まってしまい、次のトーループで高さと流れを十分に出すことができなかった。とっさ2018/03/23スポーツニッポン詳しく見る
2017/12/09
【岡崎真の目】宇野、0・1点を取りに行く“貪欲さ”再認識を
◇フィギュアスケートGPファイナル(2017年12月8日名古屋市ガイシプラザ)ファイナルで2位という成績はもちろん十分に立派なのだが、優勝したチェンとの差はわずか0・5点。宇野はもったいないことをしたなというのが正直な感想だ。冒頭の4回転ループで失敗した後もしっかり4回転サルコーを決めるなど、前半は2017/12/09スポーツニッポン詳しく見る
2017/11/28
【岡崎真の目】宮原 ジャンプのイメージ戻り演技に自信 五輪代表争いシビアに
◇フィギュアスケート・GPシリーズ最終戦スケートアメリカ最終日(2017年11月26日米国レークプラシッド)宮原はNHK杯の時よりもジャンプが高くなったように見えた。前日のSPで着氷が乱れたルッツ―トーループの連続3回転ジャンプも、しっかり踏み切ってしっかり跳び上がって回転も十分だったので、いいイメ2017/11/28スポーツニッポン詳しく見る
2017/10/21
【岡崎真の目】羽生 ジャンプ失敗に左右されない集中力さすが
◇フィギュアスケートGPシリーズ第1戦ロシア杯(2017年10月20日ロシア・モスクワ)世界最高得点を出したオータム・クラシックのSPと比較すると、全体的にスケートの滑らかさが足りないように映った。4回転ループは、踏み切り直前の滑りに伸びを欠いて上半身に頼ってしまい、軸が太くなった印象。転倒した4―2017/10/21スポーツニッポン詳しく見る
2017/03/30
【岡崎真の目】安定感が持ち味の三原にのしかかった重圧
◇フィギュアスケート世界選手権(2017年3月29日フィンランド・ヘルシンキ)結論から言えば「五輪出場枠3」という重責を、3人中2人が世界選手権初出場という顔ぶれに背負わせてしまったことが、悪い方向に出たということだろう。安定感が持ち味だった三原のSPに、その影響が色濃く出てしまったように思う。最後2017/03/30スポーツニッポン詳しく見る
2016/12/26
【岡崎真の目】浅田真央 平昌五輪まだ間に合う 年齢的な衰えではない
◇フィギュアスケート全日本選手権最終日(2016年12月25日大阪・東和薬品ラクタブドーム)SPでは高く跳ぼうとして回転動作が緩慢になってしまった浅田のトリプルアクセルだが、この日は回転動作に意識がいき、踏み切りで伸び上がる力が不足した。結果的に左右のバランスを崩し、滞空時間が足りなくなった。故障の2016/12/26スポーツニッポン詳しく見る
2016/12/25
【岡崎真の目】浅田の攻める姿勢 “高み”目指す意志感じた
◇フィギュアスケート全日本選手権第3日(2016年12月24日大阪・東和薬品ラクタブドーム)浅田は安全策のダブルアクセル(2A)ではなく、復調途上のトリプルアクセル(3A)を選択した。大きく跳ぼうとするあまり、回転にコンパクトさを欠いた失敗になった。結果はシングルアクセルとなり無得点に終わったが、そ2016/12/25スポーツニッポン詳しく見る
2016/10/31
【岡崎真の目】羽生、正しかった“大人の選択” 表彰台確保へ抑え気味演技
全体的に動きが抑え気味に感じられた羽生のフリーだが、実は正しい選択をしたと思う。今季初戦のオータム・クラシックでは、難度の高いフリーの後半で余力がなくなった印象だった。この日は得点源の4回転で2つミスはあったが、最後まで演技に力があり、前回より得点はアップした。SPで4位と出遅れた羽生にとってフリー2016/10/31スポーツニッポン詳しく見る