して、波乱の歴史に彩られたハンデ戦だ。今年も確たる主役不在の中、「新ＶＵ作戦」はレッドレイヴンに◎。近年は前哨戦としての価値が薄れつつある巴賞だが、今年の勝ち馬はひと味違う――。重賞ともなれば、必ずといっていいほど存在するのが前哨戦と呼ばれるレース。たとえ“○○トライアル”と銘打たれていなくとも、お

を決めるか。巴賞覇者レッドレイヴンが１４日、函館Ｗで快活な動きを披露。中１週ながら好調キープをアピールした。ネオリアリズムは初来日のティータンを背に、函館芝で余力十分に追走先着。５カ月ぶりでも力を存分に発揮できそうだ。勢い十分だ。レッドレイヴンは函館Ｗで、僚馬レッドシャンクス（７歳１６００万下）の２

い切り：函館競馬場】レッドレイヴン（写真手前）は勝った前哨戦の巴賞からコンビを組んでいる池添を背にウッド入り。レッドシャンクス（古馬１６００万下）を追走し直線で外に持ち出すと、馬なりのまま軽快に末脚を伸ばして大きく先着した（５ハロン７１・１―４１・８―１２・５秒）。?圧勝?は相手がセーブしたものとは

賞を制して勢いに乗るレッドレイヴンはウッドで軽く１週半。陣営は重賞初制覇へ向け手応え十分だ。高林助手「中間も好調を維持できていますし、年齢的なものか、落ち着きも出てきましたね。前回はゲートがうまくいったことが大きい。今回もその点さえクリアできればリズム良く走れるでしょうし、洋芝の適性そのものは高いで

５・２着）の１番人気レッドレイヴン（牡６歳、美浦・藤沢和）が力の違いを見せつけて快勝。中団追走から４角手前で早めに動きだし、直線で突き抜けた。池添は「少し動くのは早かったが、力のある馬なので信じて乗った。抜け出してから若さを見せたものの、全体的には上手に走ってくれた」と評価。中１週で函館記念（１７日

競馬場】昨年の２着馬レッドレイヴンはウッドをキャンターで２周。前走の大阪杯（７着）から３か月ぶりのレースとなるが、馬体をスッキリと見せて太め感のない仕上がりだ。津曲助手「放牧先から函館入りして日は浅いけど、いい状態で戻ってきたし、徐々にピッチを上げながら順調な調整を積んできた。巴賞は昨年、一昨年（５