「ヤクルト０－２広島」（２７日、神宮球場）広島が破竹の８連勝で最大８抱えていた借金を完済。ついに勝率５割に復帰した。ヤクルト・小川、広島・床田の投手戦が続いた六回。２死走者なしから四回に通算１０００安打を達成したばかりの２番・菊池涼が三塁強襲の安打で出塁する。続く長野が初球の１４０キロ直球をたたき、

はわずか１。決勝まで４戦連続完封勝ちは、Ｊリーグ発足後の新記録。一方の仙台は好機を生かせず、東北勢初優勝に届かず。天皇杯５試合で３得点と好調だったＦＷジャーメイン良（２３）も沈黙した。表彰式で天皇杯を高々と掲げた。心底欲しかった今年最後のタイトル。スタジアムを埋めた浦和サポーターにＤＦ槙野はこう呼び

保監督は初陣から２戦連続完封勝ちと３得点を素直に喜んだ。Ｗ杯ロシア大会の主力が復帰した一戦は、攻撃陣が新たな可能性を示し「現時点のベストのことはやってくれた。これからさらに良くなる」。前線にはＷ杯で活躍したＦＷ大迫とＭＦ原口、有望株のＭＦ南野とＭＦ伊東を配置。連係ミスを恐れず結果を残した若手２人に目

った。６回３安打無失点。三塁も踏ませない好投で、２戦連続完封勝ちをもたらした。リーグトップの８勝目を手にした背番号１９は、決然たる表情で言葉を紡いだ。「広島にこのままやられっぱなしじゃ、同じプロとして恥ずかしい。昨日、今日と０点、０点で、ピッチャー陣として意地を見せられている」巻き返しへ菅野、田口、

中だった菅野が２失点していた。

「阪神２－０ヤクルト」（６日、甲子園球場）紡ぎ、つないだ魂のリレーが、４６年ぶりの快挙を導いた。阪神・岩貞祐太投手（２４）が７回４安打無失点の好投で３勝目。３連勝を導き、防御率、奪三振の２冠に躍り出た。八回はラファエル・ドリス投手（２８）、九回はマルコス・マテオ投手（３２）が締め、球団タイ記録となる

プロ野球は６日、ナイター６試合が行われた。セ・リーグ首位の巨人は先発に育成から支配下登録された新人長谷川を起用、中日を相手に４回まで無失点に抑えたが５回に４失点し初登板初勝利ならず。中日は５回に平田の犠飛、ナニータの適時打などの４点に加え、７回にもエルナンデスの適時打などで３点を加え快勝した。ＤｅＮ