黒田東彦総裁
2018/08/03
市場が見抜いた 黒田日銀の金融政策修正は地銀の“救済”
今週31日に日銀の黒田東彦総裁が打ち出した金融緩和策の一部修正は、地銀に対する“罪滅ぼし”じゃないのか――。市場関係者から、そんな囁きが聞こえ始めた。「8月1日、地銀の株価が軒並み急騰したのです。黒田総裁が長期金利の変動をある程度容認したことで、マイナス金利に苦しむ地銀の経営が好転するとの読みです」2018/08/03日刊ゲンダイ詳しく見る
2017/12/16
市場が囁く 黒田日銀「ステルス・テーパリング」の姑息
「緩和縮小」を指す。「日銀の黒田東彦総裁は表立って量的緩和の縮小を口にはしていないが、実際にやっていることは緩和縮小だということです」(市場関係者)日銀は金融緩和の一環として、年間80兆円の国債を買い入れる方針にある。だが、11月末時点で年間60兆円にペースダウンしているのだ。「日銀によるステルス・2017/12/16日刊ゲンダイ詳しく見る
2017/11/02
物価上昇率またも下方修正 黒田日銀“緩和継続”の支離滅裂
2017年度の物価上昇率見通しを従来の1.1%から0.8%へ引き下げた。「日銀は展望リポート(年4回)を出すたびに物価目標を下方修正しています。今回、黒田東彦総裁の最大目標である『2%の物価上昇』は『19年度ごろ』に据え置きましたが、これまで6回も先送りしています。次回の展望リポートで7回目の先送り2017/11/02日刊ゲンダイ詳しく見る
2017/07/30
ビールや枝豆も…消費者物価指数6カ月上昇で食卓に大打撃
た。それでも、日銀の黒田東彦総裁が目指す「2%の物価上昇」とは、まだまだ開きが大きい。日銀や政府は、物価上昇に向けた政策を推し進めるだろうが、ちょっと待ってほしい。庶民感覚からすると、これ以上、物価が上がるのは勘弁してほしい状況だ。「日銀は生鮮食品を除いたコアCPIを物価の指数として採用していますが2017/07/30日刊ゲンダイ詳しく見る
2016/05/08
市場は黒田バッシング GW明け襲う“超円高・株暴落”の悪夢
の先月28日、日銀の黒田東彦総裁は追加金融緩和を見送った。市場の期待が高まっていただけに、失望感はハンパではなかった。「まさかのゼロ回答でしたからね。GW中は市場参加者が少なく、相場は一方向に振れやすい。“追加緩和なし”が悪材料となって、超円高、株安が出現した。GW明け9日の相場は大荒れでしょう」(2016/05/08日刊ゲンダイ詳しく見る